クラウド型会計ソフトのシェアと製品選びに必要な4ポイント

 2016.11.10  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

株式会社MM総研の調査によると会計ソフトを導入している企業は全体の33.2%であり、そのうちPCインストール型会計ソフトが80.3%、クラウド型会計ソフトが8.1%を占めています。
参考:クラウド会計ソフトの利用状況調査

まだまだPCインストール型が圧倒的に多い市場ですが、クラウド型も確実にシェアを伸ばしています。

そこで今回はクラウド型会計ソフトのシェアを確認しつつ、製品選びに必要なポイントを紹介していきます。今後会計ソフトの導入予定がある企業はぜひ参考にしてください。

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クラウド型会計ソフトのシェア

弥生会計 - シェア50.5%

弥生会計は十数年に渡り会計ソフトを提供してきた老舗メーカーですが、クラウド型会計ソフトを提供し始めたのは他製品よりも1年以上後のことです。

しかしここまでのシェアを持っているのはやはりブランドネームと長年会計ソフトを提供してきたノウハウがあるからでしょう。

製品としての特徴は会計初心者でも"カンタンに利用できる”設計と、電話・メールでの操作サポートに加え仕分けや経理業務の相談ができるサポート体制です。

クラウド型会計ソフトを導入する企業の多くは事業継続年数が若い企業であり、そうした"会計管理に不安がある”ユーザーを多く取り込むことに成功しています。

freee - 24.9%

freeeは2013年3月からサービスが開始され、国内で"初めて提供された”クラウド型会計ソフトです。設立からわずか数年ながら日本のクラウド型会計ソフト市場の成長に貢献し、弥生会計に次ぐシェア率を誇っています。

freeeの特徴はやはり数種類のクラウド型ソフトを連携することで、大幅な効率性アップを期待できるところでしょう。会計ソフトに始まり青色申告、白色申告、確定申告、請求書作成、年末調整、給与計算、マイナンバー管理など企業の"お金”に関する様々な管理業務を連携させることができます。

マネーフォワード - 9.8%

マネーフォワードはfreeeとほぼ同時期にサービスが開始されたクラウド型会計ソフトであり、同時に業界を牽引してきたベンダーでもあります。

マネーフォワードの特徴は初心者~中級者向けにサービスが設計されていることで、自動仕分けもできれば手動入力もできるので、経理経験者にとっても使いやすい製品です。実は初心者向けに設計されているクラウド型会計ソフトは、中級者からすると少し使いづらい印象が強いようです。

こうした点から弥生会計やfreeeからシェア率では劣るものの、根強い人気があります。

全国商工会連合会 - 7.7%

全国商工会連合会は"ネットde記帳”というクラウド型会計ソフトを提供しており、商工会推奨の会計ソフトということで高いシェア率を誇ります。

NetSuite SuiteSuccess 新登場!!

特徴はインターフェースが洗練されたクラウドサービスというよりも、どちらかというと"昔ながらの会計ソフト”という印象が強いのですが、その点が多くのユーザーに受け入れられているポイントなのかもしれません。

利用料金は年払いのみで取り扱っていますが、逆に毎月ランニングコストという面倒がないので見方によってはメリットの一つでしょう。

その他の製品 - 7.1%

上記4つの製品以外にも"フリーウェイ経理”や"ハイブリッド会計Crew”など様々な製品がありシェアを争っています。

必ずしもシェア上位のクラウド型会計ソフトが最適ではないので、こうしたシェア下位の製品にも目を向けていくことが大切です。

参考記事:おすすめの会計ソフト17選

クラウド型会計ソフト選びの4ポイント

データ分析機能はあるか確認する

最近では"データドリブン”と呼ばれる、データ分析結果をもとに意思決定していく経営手法が徐々に浸透しています。

実際にビッグデータやビジネスインテリジェンスなどのデータ分析ブームが起こったように、今後ビジネスにとってデータの重要性はより高まっていくでしょう。

そんな中で会計データを分析する機能があれば、将来的な予算計画などを正確に行うことができるようになります。

また、データ分析により新たな知見を見出すこともできるので、事業拡大などに貢献できる可能性があるでしょう。

こういった理由からデータ分析機能は、今やクラウド会計ソフトのトレンドと言っても過言ではないのです。

表面上のコストばかりにとらわれない

クラウド会計ソフトは一般的に固定した月額料金を支払うことで利用できるサービスですので、コスト面の比較は非常に簡単でしょう。しかし注意していただきたいのが"表面上のコストだけ”で比較してはいけないということです。

当然のことならが「低コスト=最適な製品」ではないことから、表面上のコストだけで選んでしまっては導入に失敗する可能性があります。従って月額料金を踏まえた上で、どれほどの導入効果があるかという点に着目して比較していただきたいと思います。

いわゆる費用対効果(ROI)を測定し、比較した上で選ぶということです。

実際に使用した上でじっくりと検討する

クラウド型会計ソフトは経理業務の中心となるものですので、ユーザビリティ(使いやすさ)は重要なポイントの一つです。しかし実際に使用してみないことには使用感を比較することができません。

そこで積極的に無料トライアルを利用して、実際の使用感を試してみましょう。幸いにもほとんどのクラウド型会計ソフトが無料トライアルやデモを提供しているので、すべての製品を使用してみた上で選ぶことができます。

エンドユーザーの声を取り入れる

無料トライアルを利用する上で注意していただきたいのは、経理のいない場で使用して決めてしまわないことです。導入するクラウド型会計ソフトを選定するのは上層部や情報システムだとしても、導入後に使用するのは経理部門のエンドユーザーです。

つまりエンドユーザーにとって使いにくい製品では、適切なクラウド型会計ソフトを選んだとは言えません。

ですので無料トライアルはエンドユーザーの協力を得て、しっかりと現場の声を取り入れていきましょう。

可能ならば導入検討段階からエンドユーザーを巻き込むことで、より正確に適切な製品を選んでいくことができるかと思います。

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クラウドERPという選択肢

クラウド型会計ソフトを選ぶと同時に検討していただきたいのが、クラウドERPというソリューションです。

クラウドERPとは会計ソフトを始め販売管理ソフトや顧客管理ソフトなど、経営に必要な複数の基幹系システムをすべてクラウドで提供します。

つまりクラウド型会計ソフトのメリットを組織全体に提供することができるソリューションです。クラウドERP「NetSuite(ネットスイート)」もやはり、業務全体をカバーできるソリューションになっているのでお勧めです。

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まとめ

いかがでしょうか?現在国内で提供されているクラウド型会計ソフトは10種類以上あり、選ぶのもなかなか難しいと思います。

しかし、今回紹介したポイントを押さえつつ選定すれば自社にとって最適な製品選びができるでしょう。

ベストなクラウド型会計ソフトを選び、経理業務を大幅に効率化していただければと思います。

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