会計ソフトの課題をご存知ですか?おすすめの会計ソフトではわからない 必ずハマる落とし穴!

 2016.02.26  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

企業活動に必要不可欠な会計業務、それを支える会計ソフトは多くの企業に採用されています。しかし、北米ではその会計ソフトのマーケットに異変が起きているのをご存知ですか?

加速する会計ソフト離れ

米国調査会社であるProformative社が、米国企業の経営者および財務・経理担当者に対して行った調査報告書によりますと15%の企業が会計ソフトをクラウドERPに移行を完了しているという報告がなされています。さらに、55%の回答者がクラウドERPへの移行を検討しているとのことです。この北米の状況は顕著に現れておりますが、矢野経済研究所の調査によると、日本国内においてもまだ全体の市場で1割以下であるものの、北米と同様にクラウドの採用が加速してきている状況であるとのことです。

会計ソフトの課題

それでは、会計ソフトの何が課題なのでしょうか?

会計ソフトの課題は大きく4点あるとされています。それぞれの課題をご紹介しましょう。

課題1:分断されたアプリケーションで企業の生産性が低下

多くの会計ソフト導入企業は、業務のための別アプリケーションを運用しています。購買や販売管理、顧客管理、営業管理、サービス管理、在庫管理、生産管理など多くの分断された別アプリケーションが存在するのが一般的です。会計ソフト事態に問題はありません。しかし、事業全体を考えた場合に生産性の問題が発生している可能性があります。

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たとえば、一般的な販売業務を例をご紹介します。営業が顧客から見積り依頼があった場合には、最初に在庫管理システムで在庫の引き当てを行います。その後、販売管理システムやエクセル等で見積りを作成します。受注した暁には販売システムに受注を入力、経理部門が会計ソフトから請求書を発行します。発注があった場合には、購買担当が資材や部品を発注します。ここまでで登場したシステムは4つです。実際にはもっと多くのスタッフが様々なソフトを利用したり、上記に挙げた以外の様々なソフトが利用されているのです。

そして、同じようなマスターデータが複数存在し、さらには、別の人が何度も同様のデータをそれぞれのレコードに2重入力することが恒常化しているのです。そこでの情報の受け渡しは紙文書やメールなど様々であり、2重打ち込みによる人的なミスも当然発生しますし、そもそも複数のデータが点在するたびに、データの付け合わせの作業が発生するのです。また、プロセスを跨ることによる業務の遅延とデータの信ぴょう性のチェックのための時間や、お分かりの通り潜在的にコンプライアンスに関わる重大な問題を発生させるシステムになるでしょう。

課題2:ビジネスの状況を可視化できない

会計ソフトでは業務の広範囲に渡ったリアルタイムなビジネス進捗の可視化を行なうことはできません。税務や会計処理に特化した機能である会計ソフトでは、貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)、キャッシュフロー計算書(CS)といった全ての締め処理後のデータをレポートとして表現することに特化しています。そして、これらのデータは月に1度の会計ソフトから出力される帳票だけに依存しておりビジネスの意思決定が遅くなりがちな問題が発生するともに、仕分けされたデータがどのオーダーに紐付いているのか、原価や利益が各担当、各プロジェクトやサービスごと、製品ごと、顧客ごとにどうなっているのか、把握することはできません。よく、マネジメントレポートでは詳細が把握できないため、経営会議では、各部門長が部下に夜な夜なエクセルシートをA3にまとめる作業に多大な時間を浪費しているのです。このように様々なシステムからデータを結合させて、分析してようやく把握できる時には、下手したら締め後の1ヶ月以上も経つことになるでしょうし、そのデータが果たして未来を決めるデータとしてすでに遅すぎるのかもしれません。

経営、営業、マーケティング、技術といった全ての責任者は、日々刻々と変化する市場を敏感に感じ取り意思決定を行っています。例えば営業であれば、販売目標に対する達成度、売上見込、営業パイプラインの金額、実際の予実管理、さらには製品ごと顧客ごとの利益率など目標に影響する様々な要素をリアルタイムに把握する必要があります。

しかし、会計ソフトを活用している企業では、これらのデータを作成するために各システムにログインしてダウンロード後にExcelなどで加工を行い担当者に渡されます。過去のデータ集積、分析、加工を依頼してから提出されるまでのタイムラグやデータの正確性を考えた場合に、現代社会に求められる意思決定スピードに達していないケースがほとんどでしょう。

課題3:システムの維持・運用に多額な費用がかかる

会計ソフトを導入するとソフトウェアの定期バージョンアップや日々のバックアップ、セキュアな環境の確保、災害対策や安定稼働のための冗長化などを行うだけでなく、関連するサーバーやOSなどのサポートサイクルを意識したり、サーバー老朽化などに依存した運用が必要です。情報システム部門はコア業務以外のシステムのお守りに翻弄されてしまいがちです。

課題4:事業の成長に追従できない

企業は常に進化、変化を繰り返しています。会計ソフトは、従業員の増大だけでなく海外展開や国内営業所の設立などにおいて、トランザクションが急激に増えたり、複数通貨や複数言語への対応、現場でのソフトの買い足しなど多くの変化に柔軟に対応できません。また、事業の成長に合わせて、例えば上場を視野に入れるなどとしたら、企業として当然経営の透明性とコンプライアンスを強化しなければなりません。従来の会計ソフトでは、そのような目標を前提としていませんので、様々なシステムをつなぎ合わせる結果、システムのサイロ化が進み、コンプラアンスの強化とリアルタイム性とは程遠い、事業成長や拡大を阻害する複雑なシステムになりがちです。

会計ソフトからの移行が加速する背景
冒頭、会計ソフトからクラウドERPへの移行が加速していることをご紹介しました。しかし、日本を含めたあらゆる国々ではグローバル化の波による市場環境の変化により、各企業は悠長なことをしている余裕はなくなってきています。日本国内に目を向けると人口減少、少子高齢化による国内マーケットの縮小など経営環境はさらに悪化する可能性を秘めています。そのような状況の中、少しでも利益を確保し成長させるためには生産性を向上させ業務運用のコストを低減することに加えて、リアルタイムでの事業状態の把握と新たな付加価値創造のための意思決定の迅速と成果のためのアクションが必要不可欠です。さらにコアコンピタンスに対しリソースを集中する経営が重要になってくるでしょう。このような背景からも企業の資源を再分配し新たな付加価値創造のための経営環境を支援するクラウドERPが今注力されているのです。

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クラウドのメリットとERPのメリットをいいとこ取り可能なクラウドERP

今まで中小企業ではとても手を出せなかったERPがクラウド化したことでクラウドERPは導入しやすい基幹システムとして注目されています。
ERPは、財務・会計や販売、調達、購買、生産、物流、在庫管理、顧客管理など、企業を構成する部門・業務の扱う資源を統合・一元的に管理し、経営資源を再分配することで、部門ごとの部分最適化による非効率を排除したり、互いに関連する各業務を円滑に連携・連結したりすることが可能です。従来型のシステムでは、コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、データなどを、自身で所有し管理し利用し負担がかかっていました。一方で、クラウドは、従来は利用者が手元のコンピュータで利用していたデータやソフトウェアをネットワーク経由で、サービスとして利用者に提供するものです。クラウドにより利用者は、最低限のWebブラウザ、インターネット接続環境などを用意することだけでいつでもどのデバイスでもサービスを利用可能になるため業務に集中できるようになります。

つまり、会計ソフトの課題を解決できるということです。もし、あなたが会計パッケージを検討中であれば、クラウドERPも一つの選択肢として捉えてみてはいかがでしょうか?

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