会計ソフトのシェア! クラウド型が選ばれる理由とは

 2016.06.01  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

企業活動には欠かせない会計ソフトですが、導入済みの企業のほとんどが、使い慣れたアプリケーションを使い続けているのではないでしょうか。しかし、会計ソフト業界に、ここ数年で大きな動きが起こっています。それは、クラウド型会計ソフトの登場です。その結果、この数年で会計ソフトのクラウド化率が5.2ポイントも増加しているのです。
なぜ、クラウド型の会計ソフトを選択する企業が増えているのでしょうか。

今回はその理由に迫ります。
また、今回の記事はクラウド会計ソフトに焦点を絞っているためNetSuiteなどのクラウドERPは含まれませんのでご了承のほどお願いいたします。

クラウド型会計ソフトを利用する企業が増えている

2015年8月に市場・サービス評価機関であるデジタルインファクト発表した、「第二回 クラウド型会計ソフトの利用動向調査」によると、インストールして利用する従来のオンプレミス型と、クラウド型会計ソフトを合わせた、法人企業の会計ソフト利用率は、51.5%であるという調査結果が出ています。ほとんどの法人企業で、会計ソフトを利用しているという実態がわかるでしょう。

同社では、2014年にも同様の調査を行っており、個人事業者と法人企業を合計した「利用されている会計ソフトの種類別内訳」を算出しています。その結果によると、2014年12月の時点ではクラウド型会計ソフトを利用している事業社は4.8%しかいなかったのですが、2015年調査では、なんと10%とシェアが拡大していることがわかっています。
実際に、会計ソフトの業界では古くから利活用されているいわば老舗と呼ばれるメーカーでも、クラウド版が登場し、利用者が増加している現状があります。

クラウド型会計ソフト、ナンバーワンシェアは?!

では実際に、多数の種類がある会計ソフトの中でも、どの会計ソフトが事業利用されているのでしょうか。同調査の結果から、個人事業者および法人企業で実際に利用されているクラウド型会計ソフト上位5位までをご紹介します。

1位:freee(クラウド会計ソフトfreee)

クラウド型の分野でシェアナンバーワンを誇る、無料使用も可能なアプリケーション。手入力を極力削減し、簡単に使えるよう設計されている。給与計算アプリケーションも提供。

NetSuite SuiteSuccess 新登場!!

2位:弥生(青色申告オンライン/白色申告オンライン/弥生会計オンラインほか)

オンプレミス型ではシェアナンバーワンを誇る会計ソフトの老舗が提供するクラウド型アプリケーション。経理業務だけでなく、経営状況が一目でわかるレポートの出力も可能。

3位:パイプドビッツ(ネットde会計、ネットde青色申告ほか)

経理初心者向けの売掛・買掛帳入力と上級者向けの伝票入力と、経理レベルに適した入力方法を選択できる会計ソフト。支店や営業所別管理も可能としている。

4位:マネーフォワード(MFクラウド会計・確定申告ほか)

スマートフォン向け家計簿・資産管理アプリでおなじみのマネーフォワードが提供する、クラウド型会計ソフト。簡単な操作性に定評があり、経理に詳しくなくても使いこなせる。

5位:フリーウェイ(フリーウェイ経理・確定申告ほか)

一部機能限定版の利用であれば、無料で使い続けることができるクラウド型会計ソフト。給与計算や販売管理の無料アプリケーションとの連携も可能としている。

[SMART_CONTENT]

クラウド型会計ソフトのメリットデメリット

クラウド型会計ソフトを利用する背景として、最も重視されているポイントとして、「導入や運用、さらに利用方法が簡単である」「動作が早い・安定している」「価格が安い」という3点が挙げられています。
たとえ多額のコストをかけてオンプレミス型の会計ソフトを導入しても、企業規模によってはすべての機能を利用しないケースは少なくありません。そこで機能が限定されているものの、経理初心者でもわかりやすく、さらにコストを抑えた導入・運用が可能なクラウド型会計ソフトが注目を浴びているのです。

実際に、コスト面のみを比較すると、インストールが必要なオンプレミス型の会計ソフトは導入や継続利用そのものに、企業ユーザであれば数十万円単位のコストがかかるだけでなく、セキュリティなどの対策を自社で行う必要があります。しかし、クラウド型会計ソフトであれば、導入は無料で行えるケースが多く、継続利用するためのコストも大幅に削減することが可能です。
また、セキュリティ面においても、自社内でデータを保存する場合は継続した保守や情報収集が必要となりますが、クラウド型であれば常に専任の担当者がサーバそのものを保守してくれるため、セキュリティ対策そのものを意識する必要性から解放されます。
危険な印象を持たれるクラウド型アプリケーションですが、しっかり提供サービスを選定し、正しい運用をすれば、企業内のサーバで業務ソフトを運用するよりも情報漏えいの危険性が低く、運用コストを大幅に下げることができるのです。

ただし、クラウド型会計ソフトでは、複数事業で活用する場合や、グローバル展開、事業データの見える化などを必要とするケースにおいて、機能が不足しがちです。その場合は、クラウド型のERPを選択するとよいでしょう。

多くの企業が、クラウドに対する理解が深まる中、老舗の会計ソフトも、今後はクラウドに移行してゆく流れは確実です。特に軽微な会計作業であれば、確実にクラウド型会計ソフトのほうが、オンプレミス型よりもコスト・運用面においても有利に利活用できます。
これまでオンプレミス型の会計ソフトを利用し、販売管理ソフトとの連携を行っていた中小・中堅企業の多くは、会計ソフトではなく、多機能でありながら会計業務も実現可能なERPに切り替えていく流れがあります。

業務規模や利用目的に適したクラウド型アプリケーションを活用することで、トータル的なコストダウンはもちろんのこと、業務効率の向上を実現可能なのです。

[RELATED_POSTS]

NetSuite SuiteSuccess

新たな橋渡し役:デジタル業務を再構築するCFOと財務部門
【ホワイトペーパー】財務マネージャーの本音

RELATED POST関連記事


RECENT POST「会計ソフト」の最新記事


会計ソフトのシェア! クラウド型が選ばれる理由とは
わかりやすいマンガ形式で解説!会計ソフトの選び方まるわかりガイド
避けては通れない「収益認識基準」、どう対応すべきか?
成長企業がこれから12ヶ月で変えていくべき3つのこと

RANKING人気資料ランキング

RECENT POST 最新記事

RANKING人気記事ランキング

New Call-to-action