NetSuiteの戦略的提携でユーザーのメリットは?

 2015.06.02  クラウドERP編集部

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2015年5月、NetSuiteの年次カンファレンスSuiteWorldにおいて、マイクロソフト社との戦略的な提携という驚くべきことが発表された。今までNetSuiteと言えば、Microsoft Excelは、過去のデータを見るものでありNetSuiteはリアルタイムな情報がいつでも閲覧可能、すべてのプロセスが繋がっているから人的ミスもないし効率的などと、どちらかというと敵対視しているように見えた。しかし、その流れはマイクロソフト社の急激なクラウドシフトとともに戦略的な互恵関係へと進化しようとしているのだ。つまり今回の発表はクラウドアライアンスの位置付けなのだ。

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それでは、NetSuiteはマイクロソフト社との提携を通じて何を発表したのかを確認しよう。同社は今回の発表で製品的には3つの発表を行っている。

  • NetSuite とAzure Active Directoryとの統合:NetSuiteとAzure Active Directoryとの統合によりNetSuiteユーザーはシングルサインオン(SSO)による認証が可能になる。これによりユーザーは複数のパスワード管理やユーザー管理を行わなくても良いのだ。
  • NetSuiteとOffice 365とのインテグレーションを実装:クラウド間でビジネスソフトウェアとしてのNetSuiteとクラウド上のOffice 365を単一のNetSuiteインターフェースからシームレスに連携できるようにするという。これによりOffice 365をNetSuiteが提供する財務会計や受発注、マーケティング、Eコマースといったビジネスプロセスから利用できるようになるため大幅な生産性向上が見込めるのだ。
  • Microsoft ExcelとPower BI for Office 365からのNetSuiteデータへの接続:Microsoft ExcelからNetSuiteへのアクセスを可能にするという。また、Power BI for Office 365からもNetSuiteへ接続できるようにすることでMicrosoft 製品やサービスを起点にビジネスデータをビジュアル化することが可能になる。

NetSuiteの開発者をOffice 365チームへ派遣するだけでなく、2015年内に同社のテストや開発環境をAWSやオンプレミス環境からAzureへと移行するという。

いずれにしてもERPとオフィスの生産性基盤との強力な連携は業務遂行のために必要不可欠であり喜ばしいことは間違いない。それがクラウド間で実行できるので、さらなる生産性向上とコスト削減へと結びつくことは間違いなさそうだ。 

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