海老原 善健の初心者のための在庫計画

 2013.12.17  ネットスイート株式会社 海老原 善健 氏

グローバル標準のクラウドERP

在庫計画って難しそうに聞こえますが、根本は難しくは無いのです。

---次の例を考えてみてください---

量販店でトイレットペーパーが販売されています。しかも、超高級!!!

普段使っているものよりもすごく良いもので、なんと12ロール120円!お一人様いくつのみという限定条件もありません。

・・・さて、貴方はいくつ購入しますか?

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「地球の資源がなくなるほど購入してやる」という極端な例は別として・・・

単純に答えは出なかったと思います。それは、条件を自然に考えたからです。

・沢山買っても、置き場所に制限があるし・・・

・今十分に在庫はあるし・・・

商品別在庫管理テンプレート(Excel形式)
国内クラウドERP利用実態調査レポート:矢野経済研究所

・どうやって持ち帰ろう・・・

その条件は普通の企業や工場でも当てはまるのです。つまり

・在庫スペースの問題

・在庫保管に掛かる費用

・長期在庫に伴う品質の劣化

・輸送手段

過剰な在庫は持たず、欠品を減らし・・・とそのバランスを保ちながら在庫の数量を確保する。その考え方が在庫計画の基本にあるのです。考え方の基本は簡単なのですが、それを上手に調整することは永遠の企業の課題になっています。

商品や部品の必要な量を算出するに当り大きく2つの種類のものがあります。

・季節や時期に関係なく、一定の需要があるもの

・季節や時期に伴い、需要の変動があるもの

この2種類です。

一定の需要があるものの例として例題に出した「トイレットペーパー」がありますね。また、自宅で普通に使用している商品とかはあまり季節の変動が無く一定の消費パターン、つまり需要のパターンになります。

季節に伴って変動するものは沢山あります。例えばアイスクリーム。初夏から盛夏に掛けて一番の需要があり、冬場にも需要がありますが春・秋の需要は少ないというものもあるのです。

企業で在庫を管理している方は保管している商品・部品ごとの特徴を旨く掴んで細かく管理しているんですね。

また、手に入りにくいものや仕入先に発注しても時間が掛かるものなど「入手経路」に特徴があるものに対してもそれなりの対策を施したりして、本当に大変です。

需要の変動が無いものに関しては常に一定量を持っていれば問題ありませんが、需要の変動があるものに対しては需要を予測して準備をしなくてはなりません。

次回は需要予測について触れてみます。

 

ebihara海老原 善健(えびはら よしたけ)

現在、クラウドERP ネットスイート株式会社において研修インストラクターとして従事。テクニカルサポートのアナリストとして長年日本オラクル株式会社に籍を置いた後、日本ピープルソフト株式会社へ移りシニアインストラクタとして活躍。企業買収により日本オラクルに復帰後はシニアインストラクタとして数多くの技術者へのトレーニングプログラムを実施する。企業システムを全体像で捉え、的確でわかり易いインストラクションを行うことで定評がある。ガジェット好き。

 

ERP(統合基幹業務システム)の導入を成功に導く10のステップ

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