ERPのグローバル展開はクラウド型を採用するのが正解!

 2016.04.18  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

中堅・中小企業がグローバル化を目指す際、いくつかの課題が必ず発生します。特に大きな障壁となるのは、進出先の要件と会計基準の対応でしょう。もちろんそのほかにも、人員確保や設備投資など、さまざまな課題に直面します。さらにはガバナンスの強化やリアルタイムな経営状態の把握なども求められるでしょう。

しかしいずれの企業においても資産は有限であり、できる限りコストを抑えたいと考えるのは、当然のことです。

そんな中、多くの企業がグローバル化を行う際、クラウドで提供されるSaaS型ERPを選択しています。なぜSaaS型ERPを選択するのか。その理由と、導入を成功に導くポイントを知ることで、グローバル進出時に起こりがちなリスクを回避しましょう。

グローバル経営を行う中堅・中小企業がERPを選択する理由

これからの企業にとって、グローバル化は必須であると言われています。その一方で、さまざまな課題があり、多くの壁を乗り越えなければなりません。これまではシステム的な部分を含めた多くの投資が必要とすることが、中堅・中小企業がグローバル化を実現する障壁になっていました。

しかし、クラウドで提供されるSaaS型ERPが安定した供給をなされたことで、状況は一変。海を越えてもなお、リアルタイムの経営把握が実現できることから、グローバル化を実践する中堅・中小企業の多くが、従来発生するようなコストを抑えて導入・運用できるSaaS型ERPを選択し、成功をおさめるようになりつつあります。

それでも新規事業を立ち上げるには、やはりコストがかかるものです。当然、できるだけ抑えたいと考える企業がほとんどでしょう。しかし、コストを抑えるときに重要なポイントを忘れてしまうと、かえってコストがかかってしまう結果になりがちです。

コストといえば、純粋に金銭的ものだけを考えてしまうケースが多々見られます。新規ERPを導入するなど、業務の流れが変わるケースにおいては従業員が順応するまでにかかる時間や、IT管理者の手間がどれだけかかるかという時間的コスト・人的リソースも考慮しなければなりません。

NetSuite SuiteSuccess 新登場!!

では、どのようにすれば、全面的にコストを抑えながら、グローバル化に伴うERP導入を成功に導くことができるようになるのでしょうか。

素早い導入・運用時の人的リソースの削減を実現するためクラウド型を選定

国内1拠点だけであれば、国内の商習慣に基づいた情報の共有は社内で完結するため、正確な情報把握に時間を取られることはありません。国内会計ソフトの業務アプリケーションだけで情報共有を行っていた企業も少なくないでしょう。だからこそ、グローバル化における課題の一つに、情報共有のしづらさが挙げられます。距離はもちろん、商習慣も異なることから、必要な情報がタイムリーに提供されないばかりか、場合によっては同じデータを何度も入力しなければ集計ができないという人的リソースの無駄遣いが散見されるケースが少なくありませんでした。

クラウドで提供されるSaaS型ERPであれば、ネットワークさえ接続できる環境であれば、世界中のどこにいても情報の入力から統計まで行うことが可能となります。オンプレミス型のERPの場合は構築に時間がかかりますが、SaaS型ERPであれば必要なときに必要なだけの導入が可能となるため、短期間かつ無駄ない運用が可能となるのです。

また、グローバル対応する最重要となる各国の要件や法規制、会計制度の対応からコンプライアンスに伴う課題にもグローバル展開しているようなクラウドERPであればベンダーが対応しているのが一般的です。例えばNetSuiteであれば200言語および190種類以上の通貨による業務、そして、拠点ごとの商習慣や税制度/法制度に柔軟に対応します。グローバル進出において必要なシステム環境をそろえ、運用するという大きな課題は、SaaS型ERPであるNetSuiteのセレクトで解決が可能です。

2層ERPという選択肢:柔軟性の高いソリューション選定

SaaS型ERPは、多種多様なソリューションが存在しています。グローバル化を行う前にすでにERPを導入しているケースも少なくありません。その場合は、これまでの国内対応に特化したERPや会計ソフトをそのまま利用しつつ、グローバル対応が可能な新規クラウドERPを選択でき、個別戦略も対応可能な2層ERP選定も視野に入れるとよいでしょう。2層ERPとは、国内は既存のERPを使い、海外拠点に新規クラウドERPを配置する新しいERPのアーキテクチャーです。

2層ERPを活用すれば、国内の業務はそのままに海外展開もスムーズに行うことが可能になります。

参考情報:2層ERPの詳細

2層ERPのメリット

新興市場と新しい製品分野への参入を加速

市場変化は年々加速しています。企業は、生き残りをかけて、これら市場変化に迅速かつ柔軟に対応する必要があります。NetSuiteのグローバルな言語、通貨、各種法制度のサポートは、その展開スピードと相まって新興ビジネスと成長ビジネスをサポートするための理想的プラットフォームを提供します。企業はクラウドのメリットを大きく享受することが可能です。

海外展開に必要な業務基盤を迅速に配備し運用コストを徹底排除

NetSuiteは、新ビジネスを運営するために、迅速、柔軟、費用効率が高くリピート可能な能力を提供します。オンプレミス型ERPで頻発していたインフラの複雑性を排除することが可能になります。バックアップやバージョンアップといったユーザーに強いていた作業の一切のNetSuiteが行うためユーザー負担を極限まで排除します。

統合を迅速化し企業の可視性を高める

2層ERPは可視性を劣化させるものではなく促進するものです。NetSuiteでは単一インスタンス内で系列会社や部門、支社、工場の勘定科目すべてがサポートされ、系列会社と部門の財務へのアクセスがオンデマンドで即座に行えます。これにより企業はガバナンスを強化するだけでなく、リアルタイムな経営基盤を入手することが可能になります。

エンジニアの人的リソースを排除

クラウドデリバリにより、地元のITエンジニアを雇用せずとも完成されたフル装備のERP配備が行えます。系列会社への配備プロセス全体の管理が事業部または企業から行えるため、迅速な導入を実現し費用を削減します。

個別の戦略に対応し、ニーズに合わせてカスタマイズ

NetSuiteのSuiteCloudプラットフォームでは、分離されたインスタンスを配置したりバージョンロックに悩まされたりせずに、広範なカスタマイゼーションがサポートされます。

企業のシステムと容易に統合

NetSuiteを配備する企業は、NetSuiteのSuiteCloud Connectを利用してOracleおよびSAPとベストプラクティスに基づく統合ができるとともに、Informatica、IBM Cast Iron、Dell boomi、Pervasive Softwareをも活用できます。

拡張性と伸縮性に富む成長

NetSuiteのクラウド基盤がダイナミックな成長を可能にします。需要を見込んでリソースを供給する必要がありません。必要な時に必要な契約で簡単に拡張も縮退も可能です。

[RELATED_POSTS]

まとめ

時間的コスト・人的リソースは本業務への影響が大きいものです。導入費用や運用費など、金銭的コストばかりを気にかけて、時間的コストや人的リソースの部分を無視してしまうと、最悪の状況に陥る原因にもなります。クラウドで提供されるSaaS型ERPを導入・運用する際、今回ピックアップした重要なポイントを抑えることで、グローバル対応や業務の見える化だけでなく、導入運用にかかる実コスト以上の効果を生むことができるのです。そして、もし既存のERPを活かしながら海外展開を実現したい場合には2層ERPという手法もあることをご理解いただければ幸いです。

NetSuite SuiteSuccess

Oracle ERP Cloudまるわかりガイド
RFP(提案依頼書)サンプル新統合基幹システム導入プロジェクト提案依頼書

RELATED POST関連記事


RECENT POST「ERP」の最新記事


ERPのグローバル展開はクラウド型を採用するのが正解!
Oracle ERP Cloud とSAP S/4HANAとの比較 (英語)
No.1 クラウドERP Oracle NetSuite公式カタログ
成長企業がこれから12ヶ月で変えていくべき3つのこと

RANKING人気資料ランキング

RECENT POST 最新記事

RANKING人気記事ランキング

New Call-to-action