グローバル時代のCFO(最高財務責任者)の役割とは?

 2015.05.21  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

財務責任者(CFO)は、今まで、「目立たずに、数字とにらめっこしている」ような役職でした。今でも記憶に残っていますが、私自身、財務の仕事を始めた頃は報告書を作成し、PowerPointのプレゼンテーションを準備するだけの存在だと思われていたのです。

変化する最高財務責任者の役割とは?

しかし、クラウドが、たくさんの仕事や産業を変えてきたのと同じく、CFOの役割を変えつつあります。CFOに期待されることや、CFOができることを変えようとしています。

実体験からお話しします。多国籍民間教育組織のKnowledge Universeで、財務業務がクラウドに移行され、私たちの仕事は大きく変わりました。骨の折れる手作業に時間を奪われることがなくなった上、組織のリアルタイムの財務情報がいつでも簡単に確認できるようになったのです。これによって、アナリストは、実際の提携先とのやり取りや、戦略の実行、業務の提案などに時間を費やせるようになりました。

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現在、多くのCFOは、こういった課題に取り組んでいます。かつて、多くのCFOが、財務システムをクラウドに移行するのをためらいました。それは、安全性や、安定性、データの所有権などに関する不安があったからです。しかし、そのようなCFOの所属する数万もの会社が、今では、クラウドERPの運用に成功しています。つまり、これらのリスクは、実際には存在しないことが証明されたのです。また、費用が明確化することや、システムのクラウド化による規模の経済性も、あらゆるCFOにとってたいへん有益です。

CFOにとってのクラウド活用の重要性

しかし、CFOの業務にとって、クラウドには、単に費用に関すること以上の重要性があります。クラウドは、日々の業務の中心となるのです。とりわけ、生産性を向上させることができるのです。クラウドERPを使い、リアルタイムに関連データを入手できるCFOは、組織に付加価値を生み出すために時間を割くことができます。帳簿や報告書をかき集めたり、さらには、スプレッドシートに手作業で入力されたデータから予測を立てたりする必要はないのです。

クラウドがあれば、CFOは会議に参加しやすくなり、自部門で作成したデータを意識することなく、意見を発信できるようになります。今までは、できなかったことです。CFOは、信頼のおける経営アドバイザーであり、利益を増やすためのアイデアを提供することが求められます。常に経費削減に取り組んだり、前四半期に何が起きたかを報告するだけでは信頼されません。
CFOは経営アドバイザーであるべきで、なぜなら、組織においてCFOほど、いつでも重要な情報が入手できる立場にある役職は存在しないからです。リアルタイムに関連データが入手できるCFOは、ビジネスや市場の変化にいち早く対応できるということでもあります。

これは、私からすれば、財務関連組織がより戦略的かつ積極的な信頼できるビジネスアドバイザーになるきっかけに思われました。また、チームにとっては、CFOが、より生産的で、影響力のある役職として認知されるきっかけになりました。ただスプレッドシートを作れるというだけでなく、実用的な知識や、発展の機会を提供する役職として、認知されるようになったのです。

特に、中国では、労働力が不足しており、企業は効率性や生産性を高める努力をせざるをえない状況となっています。クラウドは、この問題に対するこの上ない解決策です。アジア太平洋地域において、クラウドを率先して取り入れる企業は、インフラやストレージといったものを気にしがちですが、何よりもCFOに大きな利益をもたらすのは、真のマルチテナント型クラウドソリューションです。
例えば、税制や法律が変わっても、それをシステムに入力すれば、直ちに顧客全体に反映できます。マレーシアで、最近、とある夜に、NetSuiteの顧客が眠りにつきました。次の朝、目を覚ますと、SuiteAppsから税についての報告がありました。4月1日に施行された新しい消費税 (GST) が適用されたという報告でした。クラウドシステムを使った更新は、規則的で、手間がかからず、自社運用のシステムを一斉に更新するような大騒動も必要ありません。

クラウドベースのシステムがあれば、企業は簡単に拡大できます。国内、国外両方においてです。さらに、柔軟な展開も可能になります。現地にデーターセンターを設置する必要もなければ、ソフトウェアをインストールする必要もありません。ただ、インターネットに接続できて、Webブラウザが使えればよいのです。自社運用システムは、業務の分割や、新しい事業の立ち上げに際して、大きな費用というリスクを伴います。

人材確保としてのクラウド

さらに、クラウドは、人材確保にも効果を発揮します。社会進出するミレニアル世代の人材は、テクノロジーの中で働きたいと思っています。それが、クラウドシステムなのです。

アジア太平洋地域でクラウドが普及するペースは、急速に早まっています。調査会社Frost & Sullivanの調査によれば、シンガポールの62パーセントの企業が、少なくとも1つの業務アプリケーションをサービス型ソフトウェア (SaaS) として利用しており、SaaSを利用する企業の63パーセントが、SaaSを利用することで予期せぬ事態に効果的に対処できると答えています。

NetSuite SuiteSuccess

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