クラウド在庫管理とは?パッケージ型との比較とセキュリティについて

 2016.09.08  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

2015年に総務省が発表した「クラウドサービスの利用動向」によると一部でもクラウドサービスを利用している企業は38.7%と、前年比5.6ポイント増と着実な伸びを見せています。

クラウドサービスを利用している企業は全体の1/3程度と考えるとそう多くもないように感じますが、サービスとして認知拡大されてからまだ数年という点を踏まえればその成長率は驚くべきものがあります。

また、一部では国内クラウドサービス市場が2019年までに2兆円を超えるとも言われているので、この勢いはまだまだ続きそうですね。

そして今回の本題はクラウド在庫管理です。クラウドサービス全体の導入率でみると決して上位ではなく「意外と少ない」という感じがあります。

普及がなかなか進んでいない大きな理由はやはり「メリットが分からない」や「セキュリティに不安がある」といったものでしょう。どちらもクラウドサービス特有のものですね。

そこでクラウド在庫管理と従来のパッケージ型を比較しつつ、導入によるメリットの明確化やセキュリティに関する不安の解消をしていきたいと思います。

そもそもクラウド在庫管理ってどんなサービス?

改めて説明すると、通常在庫管理システムと言えばパッケージ型でPCにインストールして利用したり、システム開発依頼をしてサーバ上で稼働させるというのがほとんどかと思います。

一方、クラウド在庫管理はPCへのインストールもシステム開発もどちらも必要ありません。利用するために必要なものはインターネット環境とPCやタブレット・スマートフォンといったモバイル端末だけです。

つまりインターネット経由で提供される在庫管理システムであり、言ってしまえばGmailやDropboxのようなものです。

クラウドサービスである特性上、様々なメリットがあるのは確かなのですが、社内データを外部に保管するという点からセキュリティへの不安が隠しきれないのは否定できません。それ故に導入へ踏み切れないという企業が非常に多く、クラウド在庫管理導入における最大の障壁でもあります。

データシート:NETSUITE アドバンスト在庫管理

クラウド在庫管理とパッケージ型の違いはなに?

利用するデバイスや場所を選ばない

パッケージ型はPCにインストールして利用するタイプの在庫管理システムなので、原則インストールしたPCでしか利用できません。これに対しクラウド在庫管理では「いつでも、どこでも、どのデバイスからでも」利用できるのが特徴です。

これは特定のデバイスにシステムをインストールせず、かつインターネット経由で提供されるクラウド在庫管理だからこそのメリットですね。

パッケージd型でもノートPCを持ち歩いて利用している方もいるかもしれませんがいつでも特定のデバイスを持ち歩くというのはなかなか難儀なことで、故障なんてさせた日には最悪です。

しかしクラウド在庫管理なら、手持ちのタブレットやスマートフォンからでもアクセスできますし、最悪デバイスが故障してもデータはしっかりとクラウド上に保存されているので問題ありません。

常に自動でアップデートされる

パッケージ型ですと定期的に機能やセキュリティプログラムのアップデートがあるので、その度に対応しなくてはならないという煩わしさがあります。しかし、古いバージョンのままにしておくわけにもいかないので対応は必須です。

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ではクラウド在庫管理はというと?ユーザー企業は何もせずとも常に最新のバージョンを利用することができます。アップデートはベンダーが都っf度行っているのでこちらが対応する必要はないのです。

拠点間で簡単に共有できる

離れた拠点同士で在庫状況を共有したい場合、パッケージ型ですと常にメールなどによる情報のやり取りが必要です。これがなかなか面倒な作業でうんざりしているという作業員が多いと思います。

そんな拠点間での共有もインターネット経由で提供されるクラウド在庫管理なら簡単です。システムへとアクセスすれば常に最新の在庫状況を確認することができます。

初期費用無料だから導入しやすい

ほとんどのクラウド在庫管理では初期費用が発生しません。このためパッケージ型に比べて安価に導入できるという特徴があります。

「でも月額料金があるんでしょ?」確かにクラウド在庫管理では月額料金が発生しますが、必ずしもコスト増になるとは限らないのです。以下に5万円のパッケージ型在庫管理を購入した場合と、月々3,000円のクラウド在庫管理を利用した場合のランニングコストを比較してみます。

 在庫管理ランニングコスト

この比較をもとにすると丸々3年間は同じコストで利用できるようになります。そしてこの“3年”というのが重要です。

例えば3年もあればパッケージ型在庫管理は新たなバージョンが発売されます。つまり常に最新のシステムを利用するためには再度パッケージを購入しなければなりません。また、それに共なったインストール作業やデータ移行作業などが発生します。

一方クラウド在庫管理では同じコストで常に最新バージョンを利用することが可能です。

また、どこでも利用できたりその他のメリットに目を向けてみると必ずしもクラウド在庫管理が高いというわけではないのです。

クラウド在庫管理のセキュリティは安全?

サイバー攻撃が年々増加傾向にある現在だからこそ気になるのがセキュリティですよね。クラウド在庫管理では外部にデータを保管するという点に強い抵抗感を持つ方が少なくないと思います。

クラウド在庫管理のセキュリティは果たして安全なのか?

実は自社独自のセキュリティよりも堅牢

クラウド在庫管理ベンダーからすれば「お客様の重要なデータをお預かりしている」という立場なので、当然のことながセキュリティ対策は常に万全体制を整えています。SSL暗号化といった基本はもちろんのこと、ファイアウォールや多層防御システムなど、セキュリティはかなり堅牢です。

こういったセキュリティ対策を自社独自で運用するとなればかなりのコストになる上に、専門家不在では新たなセキュリティリスクが発生しかねません。

従ってクラウド在庫管理のセキュリティは意外にも堅牢で、むしろ内部からの情報漏洩の方が多いくらいなのです。

デバイス紛失時も情報流出しないから安心

外出先からも在庫管理データを見れるようにとデバイスを持ち歩いた場合、紛失や盗難によって情報流出するリスクが常にあります。これはいくら注意を払ってもリスクがゼロになることはないでしょう。

その点クラウド在庫管理ならデータクラウド上にあるので万が一、紛失や盗難に遭っても情報流出にはつながりません。安心して外出先でも利用することができますね。

自然とBCP(事業継続計画)対策になる

自然災害の多い日本ではいつ地震などにより営業困難になるかが予測できません。数日間営業がストップしたというのはまだいい方で、最悪なのは衝撃によるデバイスの損傷です。

例えば地震が発生して在庫管理システムをインストールしたPCが損傷すれば、最悪の場合データがすべて飛んでしまいます。いつどこで地震がくるか分からない日本では十二分にあり得るリスクです。

前述したようにクラウド在庫管理ではデータがクラウド上にあります。そしてクラウド環境とは基本的に耐震など災害時を考慮したデータセンターによって守られているので、自然とBCP対策になるということです。

バックアップを自動で取ってくれる

セキュリティ上データのバックアップは常に必要なことであり、パッケージ型ですと手動で行う必要があります。クラウド在庫管理ではサービスにもよりますがバックアップを自動で取っているため独自にバックアップしなくても問題ありません。

結論を言えばクラウド在庫管理のセキュリティは“安全”と判断することができます。事実、クラウドサービスのセキュリティは年々強化傾向にあり様々なサイバー攻撃からデータを守ることが可能です。

こうしたセキュリティの堅牢さも考慮すると、パッケージ型よりも安心かつ低コストで利用できるサービスだと言えます。

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クラウドERPというさらに強力なソリューション

クラウドERPとは在庫管理システムを始め、販売管理システムや会計管理システムなど、企業経営に必要なシステムを包括的に提供するソリューションです。つまりシステム開発やサーバ運用なしで連携の取れたシステム群を導入出来るということですね。

リアルタイムなデータ可視化による経営の意思決定迅速化、連携の取れたシステムによるコミュニケーションの効率化、2重3重の入力作業を排除することでのデータ精度の向上などなど、クラウドERPを導入することで多くのメリットを享受することができます。

「クラウド在庫管理を導入するよりも強い基盤を作りたい」という企業では、クラウドERPの導入がおすすめです。

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まとめ

いかがでしょうか?今回の解説でクラウド在庫管理によるメリットやセキュリティの安全性を掴んでいただけたのではないかと思います。今後クラウド在庫管理への理解が深まれば普及拡大はまず間違いありません。これは他のクラウドサービスにも言えることですね。

現在在庫管理システム導入を検討している皆さんは、パッケージ型とクラウド在庫管理どちらを導入しますか?まずはクラウド在庫管理で無料トライアルを実施し、使い勝手を実感してみてはいかがかと思います。

また、最後に紹介したクラウドERPも現在急成長中のソリューションなので、是非とも注目してください。

NetSuite SuiteSuccess

商品別在庫管理テンプレート(Excel形式)
国内クラウドERP利用実態調査レポート:矢野経済研究所

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