ERPパッケージ一覧を公開!国内・海外・大企業・中堅中小企業向け製品一覧!

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 2017.10.17  クラウドERP編集部

2016年度のERPパッケージライセンス市場は、1,130億4,000万円と前年比4.4%増。2015年度と比較すると伸び率はやや下がったものの、堅調に成長しています。

引用:矢野経済研究所「ERP市場動向に関する調査を実施」 

そんな中、日本の現在のERP市場は大手・中小ベンダー、外国製・国産ERPがひしめき合う、群雄割拠の時代です。ERPベンダー各社はERPとして企業の基幹システム統合を支援するだけでなく、様々な付加価値を提供し、シェア獲得争いを繰り広げています。

さらに、クラウドサービスの登場によってERPは低コスト化し、中小企業にとっても導入しやすい大型IT製品に変化しました。こうしたERPの多様化により、導入企業には「製品選択の難しさ」があります。

一体どんなERPを導入すればいいのか?自社最適なものは何か?ERP導入に際し、こうした悩みを持つ企業は少なくありません。そこで今回は、日本企業が選ぶERPパッケージを、外国製・国産問わず集めて紹介します。 

各製品の特長も解説しているので、ERPパッケージ選定の参考にしてください。

日本企業が利用できる海外製ERPパッケージ

1.NetSuite

1997年から提供を開始し、以降20年以上にわたってクラウド型ERPのみを提供し続けています。クラウドサービス黎明期以前から、多数の企業の業務課題を解決し、現在ではクラウド型ERPに関するノウハウが大きく積みあがっています。

このため、クラウド型ERP市場でNo.1のシェアを持ち、迅速・低コスト・大規模なERPパッケージ導入をしたい中堅・中小企業の強い味方です。 

独自の開発プラットフォームを持ち、ユーザー企業自身でERPカスタマイズが可能なので、開発コストを大幅に削減できます。その他、19種類の言語、190種類以上の通貨、各国の会計基準に対応し、迅速な海外展開を強く支援します。

2.Dynamics 365

基幹システムDynamics AXと、顧客管理のDynamics CRMを統合したERPパッケージであり、2016年11月とリリースから1年と経っていません。Microsoft社製のIT製品は、ビジネスパーソンが使いなれればOffice製品のような操作感と、様々なサービスとの連携で人気を集めています。

Dynamics 365もその例に漏れず、Office 365やPower BIといった複数のサービスとスムーズに連携します。 

3.Infor ERP

あらゆる業界メーカーの、様々な生産形態(MTO、CTO、ETOなど)、組立製造、プロセス製造の要件に合わせてシステム設計されています。このため、航空宇宙・防衛といった特殊な業界から、ファッションや金融サービスなど多様な業界に対応するERPパッケージです。 

海外市場ではシェアトップ5以内に入る実力者で、ERP市場を長く牽引してきました。 

4.Oracle ERP Cloud

Oracleが持つ高セキュリティのインフラサービスOracle Cloud上で稼働するサービスなので、セキュアなERP運用を実現しています。サイバー攻撃や内部不正により情報漏えいが当たり前に発生している時代、セキュリティを重視する企業におすすめです。 

5.SAP Business ByDesign

大手ERPベンダーであるSAPが提供する、中小企業向けERPパッケージです。さらにクラウド型として提供され、SAP HANAを基盤に稼働しています。中小企業向けということもあり、初期コストを抑えて、運用負担を軽減するためのライセンス形態が取られています。 

国産主要ERPパッケージ

6.ERP freee

クラウド型会計ソフトのfreeeが提供するERPパッケージ。大型ERPのように全体業務をカバーしていないものの、バックオフィスを効率化する目的で導入する企業が増えています。非常に低コストで提供されているのも魅力の一つです。

7.FutureStage

日立が提供する製造・流通業向けERPパッケージ、5つの製品構成によってカスタマイズできます。同社が積み上げてきた製造・流通のノウハウが反映された製品なので、効率良く大企業の業務プロセスを取り入れられます。

8.GLOVIA

富士通が提供するERPパッケージで、企業規模や用途に合わせてGLOVIA SmartやGLOVIA SUMMITなど、複数の製品を選択可能です。国内の中小企業向けERPパッケージとして高いシェアを持ちます。 

9.GRANDIT

複数システム会社がコンソーシアム(共同事業体)として開発したERPパッケージです。10のモジュールを基本としたシンプルな設計で、業種に合わせて標準搭載のテンプレートを利用できます。

10.MJSLINK NX-I

会計ソフトなど業務ソフトウェアを提供するミロク情報サービスのERPパッケージ。オンプレミス型なので、ハードウェア投資などは必要であり、クラウド型に比べて初期コストは高くなります。 

11.OBIC7

長年国産ERPパッケージとしてトップシェアを持ち、業界業種を問わず多数の企業に導入されています。8つの製品で構成されているので、業務全体をカバーするとなると大規模なプロジェクトになり、かつコストも高くなります。

12.Plaza-i

全23のモジュールで構成され、組み合わせによって独自のERPを構築できるERPパッケージです。何をどう構成するか?という部分が難しいので、導入するモジュールを慎重に検討しましょう。 

13.SuperStream

国産ERPパッケージの中では、特に海外展開に強い製品です。国内ERP市場の中で長年のノウハウを蓄積しているので、がっちりとしたサポート体制に安心できます。 

14.ZAC Enterprise

情報システム会社の中小企業を中心に導入されているERPパッケージです。そのため、プロジェクト工程管理やプロジェクト収支管理といった、プロジェクト管理に特化して機能を提供しています。 

無償で利用できるオープンソースERPパッケージ

15.Odoo

旧OpenERPとして知られるオープンソースERPパッケージです。海外製ですが日本語化されているので、日本企業にとって導入しやすいオープンソースの一つです。世界的に普及が進んでいるので、コミュニティーによるノウハウも多く蓄積されています。 

16.iDempiere

プラグインによる拡張機能で、独自の基幹システムを構築できるオープンソースERPパッケージです。開発者はプラグインを有料・無料問わず公開できるので、現在多数のプラグインが公開されています。 

まとめ

以上、ERPパッケージ16製品を紹介しました。最後に紹介したオープンソースERPパッケージは、コストメリットは高いものの、セキュリティ対策の課題が多いので導入時は注意しましょう。社内に豊富なIT人材リソースがない場合は、やはり商用ソフトウェアのERPパッケージをおすすめします。 

特にクラウド型ERPは低コストで導入でき、運用負担も軽減できるので、中堅・中小企業が導入するERPパッケージとして有効な選択肢です。

NUCLEUSリサーチ: 中堅中小企業向け クラウドERPのROI

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