成長企業のための 健全なキャッシュフローを 維持するための 5つのヒント

 2019.11.15  経営者実践ポータル編集部

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あらゆるビジネスにとって予定通りに支払いを受けることは、破綻せずに操業し続け、かつ収益性を維持するために不可欠であることは言うまでもありません。これは成長中の企業においてこれは特に重要な意味を持ちます。成長企業は大企業と異なり、負債を回収したり、支払いの遅い顧客への対応をしたりといった資金や人材を抱えることは難しいものです。しかしAPAC(アジア太平洋地域)においては、B2B間の請求書のうち44.5%は期限切れであるという報告結果もあります。日本ではAPACに比較すると遅延は少ないが、2017年の23.6%から2018年には26.3%と増加しています。(AtradiusN.V.2018)

他社からの支払い遅延が原因で、ビジネスが危険に晒されるのは理にかないません。健全なキャッシュフローとその運用を維持するために、成長企業が取り入れることができる5つの有益なヒントを次にまとめました。

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ヒント1. 契約におけるルールの設定

図1-5サプライヤーか顧客を問わず、すべての取引において、関係者に対する期待を明確に設定します。その際の条件は口頭で話し合い、見積書に記載し、または業務の開始前に契約に含めます。すべての関係者が同意する内容については、少なくとも書面による記録が必要です。

支払い条件を明確にしてください。そしてサービスに対する請求方法や必要な手付金の金額、支払いの遅延に対する遅延料、または期間の延長が適用される可能性のある条件などの詳細事項を含めましょう。事前に詳細事項を定めておくことで将来的に混乱が生じる余地がなくなり、さらに将来、支払いの遅延があった場合のフォローアップがとても簡単になります。

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ヒント2. 正しく機能するエコシステムの構築

図2-4事業者は、時間や人員が不足していることに気がつくこともあります。最初から効率的なプロセスを構築する努力をすることも可能で、その場合にはすぐに採算が取れるでしょう。目標は、請求や追跡、レポート、フォローアップなどの日常的な職務の効率性を改善することができる業務の流れを構築することです。

たとえばそのプロセスは、一度目の請求書、フォローアップの電話連絡、延長された納期限を明記した督促用の請求書、二度目の督促状、最終の督促状、外部の回収機関に手渡された負債の通知などとすることができます。また成長中の企業においては、クラウドベースの財務管理ソリューションなどオンライン技術の助けを借りることで在庫やCRMEコマースなど他の機能が統合されたエコシステムを構築し、キャッシュフローのプロセスを合理化させることも可能です。

ヒント3.「新近性効果」の活用

図3-3請求書の発送が迅速なほど、支払いが早くなる傾向があります。これは「新近性効果」と呼ばれるもので、人間は最近に起きた物事や、最近にもらったプレゼントのことを思い出しやすい傾向があることを表しています。最近あるブランドの製品を購入した顧客は、同じ製品、または同じブランドの他の製品を購入する見込みが最も高くなります。

キャッシュフローの期間においては、製品またはサービスの提供直後が請求書を送信するのに最適です。このタイミングでは、あなたの仕事の有用性がまだ顧客の心に新鮮に残っており、顧客が最も支払いをすることを受け入れやすいからです。ほとんどの人は、頭の中で最初にあるタスクを思い出して行動する傾向があります。そのためクライアントが請求書を受け取るのが早いほど、次の支払いサイクルに請求書を追加するのが早くなります。

ヒント4. さまざまな支払い方法の提示

図4-2B2B分野の顧客で最も遅い支払いをしていたのは、化学および建設業界であったことが最新の報告書から明らかにされました。この二つの業界のB2B顧客は、国内と国外で、それぞれ平均で31日と27日と遅れて支払いを行っていました。すべてのクライアントは同じではありません。それぞれのクライアントと仕事をする独自の問題点を解決するためには、クライアント毎に異なるニーズを理解することが手助けとなることがあります。つまり銀行振込やクレジットカード、PayPalなどのオンラインの支払方法を含めた様々な支払方法を提供することが助けになることが多くある、ということです。また早期支払いのボーナスや、あるいは顧客の財務プロセスに合わせたクレジット条件の調整など、異なったオプションの提供も含めることもできます。顧客が支払いを行う際に、手間が最も少なくて、好みの支払い方法を使うことができる場合、顧客の支払がより早く行われます。

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ヒント5. テクノロジーへの投資

図5-1会計ソフトウェアは複雑で高価である必要はありません。事業主の方には、予算とニーズの両方を満たすように設計された魅力的なオプションを見つけることをお勧めします。その多くはクラウドベースで自動化されており、毎月の使用料によって手頃な価格になっています。

成長企業がスケーラブルで将来の成長に対応できるようにするためには、クラウドベースのシステムが必要となります。クラウドベースのシステムは会計機能だけではなく在庫およびCRMシステムまで広がっており、自動化された機能によって請求書の自動発行や既存の顧客への繰り返し請求書の送付、電子メール警告の送信を確実に行うためです。このような技術は購入履歴や支出の記録をサポートし、それにより中心的な意思決定者にリアルタイムの可視性もたらし、財務プロセスの合理化が可能になります。

期限通りの支払いと健全なキャッシュフローの準備をしませんか?

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