フルフィルメント

 2019.05.09  クラウドERP実践ポータル

フルフィルメント(Fulfillment)とは、通信販売やECサイトにおいて、商品の注文が確定されてから、エンドユーザーの手元に届くまでに発生する業務を総称する言葉。

フルフィルメント業務を細分化すると、「仕入れ」「在庫管理」「受注処理」「ピッキング」「検品」「梱包」「発送」「クレーム対応」「入金管理」「代金回収」などの業務がある。

フルフィルメントとは本来「遂行」「実行」「実現」「達成」などを意味する言葉だが、昨今では通信販売事業やEC事業において、受注後に発生する一連の業務を総称する言葉として使われている。

フルフィルメント業務のすべてを請け負うサービスを「フルフィルメントサービス」と呼び、主に運送事業者や倉庫事業者などが手がけていた。しかし、昨今では事業者側がパートナー企業に自社のサービス網を提供するケースも増えている。たとえば、世界最大のEC事業者であるアマゾンの「フルフィルメントby Amazon(FBA)」や、楽天の「楽天スーパーロジスティクス」が該当する。

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