有価証券利息

 2019.05.24  クラウドERP実践ポータル

国債、地方債、社債などの債券から発生する利息を処理する勘定科目のことを有価証券利息と呼ぶ。企業会計原則において、営業外収益に区分される。法人にのみ適用される勘定科目で、個人事業主の場合は事業主借勘定として処理される。普通預金や定期預金などの利子・利息に関わる受取利息との区分が複雑で、注意深く処理する必要がある。

有価証券利息と受取利息は、企業会計原則には区別すべきという規定はないため、受取利息として計上される場合がある。ただし、日商簿記では区別して使用されており、財務諸表等規則第九十条でも、区別して記載することと定めている。どちらも利息であるが、有価証券と、貸付金や預金などという利息が発生する元となる金融商品の違いがあり、この両者を明確に区別することによって、受け取った利益の性質を詳細に分析することが可能となる。

株券と債券は、どちらも有価証券として取り扱われているが、株式の配当金は受取配当金勘定、債券から発生する利子は、有価証券利息勘定として処理される。

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