損益計算書(P/L)

 2019.05.09  クラウドERP実践ポータル

損益計算書(ソンエキケイサンショ)とは、Profit and Loss Statementの略で、P/Lとも表される。企業のとある一定期間の費用と収益の状態など、経営成績を表す決算書であり、貸借対照表(B/S)と同様、企業の重要な財務諸表のひとつとされる。

損益計算書の左側は借方、右側は貸方と呼ばれ、それぞれ、費用は借方、収益は貸方に記入される。さらに、費用と収益を比較した差額が利益として表される。
このように、費用・収益・利益を把握することによって、企業の会計期間内の経営成績を判断することができる。

利益は、売上総利益・営業利益・経常利益・税引前当期純利益・当期純利益の5つに表され、特に、企業の活動の内容から生じる経常利益を見ることが重要とされている。また、当期純利益が出されれば、それが会計期間内の企業の成果・利益となり、これを資本金に組み込むことになる。反対に、損失が出た場合も同様。
さらに、特に株式上場企業においては、損益計算書の開示責任があるとされている。
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