販売管理システム

 2019.05.14  クラウドERP実践ポータル

販売管理システムは、企業の受注、納品、利益計上といった一連の流れを総合的に管理するための仕組み。さらに、仕入れや在庫管理、伝票発行といった業務も行える。顧客の需要がもっとも高まっているタイミングで供給を行い、不良在庫を増やさないといったことも可能となる。リアルタイムで正確な在庫数を把握でき、効率的に在庫管理が行える。また、販売管理情報を経営に活用できれば、企業成長にもつながる。それゆえ、販売管理システムの重要性は高い。
ただし、販売管理システムの導入は業務効率化を目指せるメリットはあるが、自社にぴったりと合うパッケージソフトが見つかりにくいという問題点もある。そのため、ゼロからシステムを構築する企業や、カスタマイズ可能なパッケージを選んでいる企業も少なくない。近年では、受注・発注・仕入れ・売上の管理のほか、マーケティング分析や見積もり作成といった機能を備えているものもある。販売部門以外でも常用するシステムとなるため、仕様はさまざまな業務を網羅していることが望ましい。

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