営業支援(SFA)

 2019.05.14  クラウドERP実践ポータル

営業支援(SFA)は、営業の生産性を向上あるいは改善させるITツールのことを言う。「SFA」はSales Force Automationの頭文字から来ている。

よく比較されるITツールに「CRM」があるが、これは顧客管理のシステムで、膨大な顧客情報の管理や分析を行い、顧客の見える化を行うのが役割。それに対しSFAは営業の見える化が役割で、案件ごとの進捗管理や営業活動の記録および報告などができる。計画段階から取引先への提案、そして受注までの各段階で効率的な業務を実現する。営業計画や営業活動で取得した情報を一元管理するだけでなく、将来の売り上げ予測や今後の意思決定を支援する役割も担う。

具体的な機能はツールごとに異なるが、SFAと呼ばれる製品の多くは顧客や商品、競合企業などの情報を担当者以外とも共有できる。担当者以外でも閲覧・再利用が可能で、営業活動の質を高めることができる。さらに特徴とされるのは、営業部門のみ機能するのではなく、営業プロセスに関連する全体の流れをシームレスにつなぐということ。他部門との連携も図れる。

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