コンポーネント

 2019.05.14  クラウドERP実践ポータル

コンポーネントとは、部品、成分、構成要素という意味を持つ英単語(component)。IT分野では、主に単体では使用できず、他のプログラムと組み合わせたり、呼びだされたりすることで、機能を実現または追加するプログラム部品(単位)のことを呼ぶ。似た意味の単語にモジュール(module)がある。

コンポーネントは、特に再利用を考えて汎用に開発されたものを指すことが多い。ソフトウェアコンポーネントとも呼ばれる。目的に合わせて、各コンポーネントを組み合わせて利用する。コンポーネントには、実装部品やサービス部品としての2つの利用方法がある。実装部品としては、コンピューターの表示や操作の方式などを構築することなどに利用され、サービス部品としては、さまざまな業務機能やWebサービスなどに利用されている。

ビジネスプロセスの処理に利用するコンポーネントは、ビジネスコンポーネントと呼ばれる。業務プロセスに応じ、コンポーネントを横断的に組み合わせることで、ゼロから開発するのに比べて、開発効率の向上と時間短縮に効果が期待できる。

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