交際費

 2019.05.09  クラウドERP実践ポータル

交際費は、会計の勘定科目で使用される費目で、会社の事業に必要となる経費のうち、営業や業務を円滑に進めるために使われた費用のことを指す。具体的には飲食店の利用やお土産代、交通費やゴルフのプレー代などが該当する。一般的には取引先との交際にかかった費用が対象となるが、自社の従業員に対しても適用させることが可能。

交際費と似た費目に接待費があるが、交際費と接待費の区別が難しい場合は、接待交際費としてまとめることもある。分けて整理をする場合は、取引先との関係や使われた内容から判断して仕分ける。ただし、いずれにしても安易に交際費として計上すると、後から経費として認められないこともあり、その場合、追徴金を課される可能性があるので注意が必要。

社内の従業員が対象となるのは、歓送迎会や業務のキックオフや打ち上げ、会社の創立記念行事など各種の会合。社内の人間だけで開催した場合は、金額に関係なく交際費として計上できる。外部の人間がいた場合は税法上の規定があり、1人あたり5,000円以下なら会議費に、それを超えた場合は交際費として処理される。

ブログ無料購読のご案内