臨時差益

 2019.05.24  クラウドERP実践ポータル

臨時差益は、普段の企業経営においては想定されないような特別な要因によって生まれた一時的な利益や損失のことを言う。たとえば、固定資産の売却損益、投資有価証券の売却損益、子会社からの特別配当、棚卸資産の評価減、災害による損失などが臨時差益に含まれる。発生してから数年間は、再び同じような損益が想定されないことが条件となる。

臨時差益は毎年定期的に生まれる損益ではないため、会計的には、一般の損益とは全く別のものとして処理が行われる。会社の財務諸表を評価する場合でも、臨時差益と一般の損益とは区分けして分析することが求められる。ただし、差益の金額が非常に小さく、いわば誤差の範囲内に収まると評価される場合は、たとえ臨時差益に当たるような内容だとしても、会計上は経常損益とすることが認められる。同じような費目としては、特別損益がある。この両者を厳密に区別することは難しいが、金額の大小や、影響が及ぶ範囲などを比較して、その結果が限定的になる場合は、臨時差益と判断される。

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