グローバル対応

 2019.05.14  クラウドERP実践ポータル

世界各国の言語や通貨、制度に合わせてビジネスを展開することをグローバル対応というが、経営管理に欠かせないERPなどの基幹系情報システムもグローバル対応する必要がある。

ERPには、それぞれの国や地域で異なる複数の言語、通貨、税率などの制度に対応する機能が求められる。各国・各地域で独立したシステムとして運用するだけでなく、最終的には本社ですべての国のデータを統括して管理・把握し、統制しなくてはならない。多様な地域のデータを一元管理できる、適切なERPシステムを導入することが重要となる。必要な機能としては、企業全体で連結した会計状況を確認できること、複数の場所の在庫管理ができること、原価計算の基準を複数処理できることなどが挙げられる。

クラウド型のERPは時間や場所にとらわれないという点で、グローバル対応に高い効果を発揮する。アプリケーションを介して、世界中でいつでも利用できることが、グローバル企業にとって最大のメリットとなる。企業でサーバーやネットワークを管理・設定する負荷が減り、余分なコストをかけずにグローバル対応が可能となる。

ブログ無料購読のご案内