受取手形

 2019.05.24  クラウドERP実践ポータル

受取手形とは、取引の対価として受け取った手形のことを指す。手形は手形債権のことで、手形に記入された金額の給付を目的とする。貸借対照表においては借方の資産の部で計上され、流動資産の中の当座資産の一つとして扱われる。

約束手形・為替手形など、すべての受け取った手形が対象となる。ただし、固定資産・有価証券の売却、通常取引外から発生した手形債権は受取手形に含めず、別名を表記して区別する。
手形を処理するには、銀行への取り立て依頼・裏書譲渡・割引の3つの方法がある。銀行への取り立て依頼は、手形に記載されている支払日まで待ち、銀行に手形取り立てを依頼して現金化を行う。換金に3営業日ほどかかるのが通常とされる。

裏書譲渡は、手形は譲渡が可能なため、額面と同じ額か、額面以上の金額の一部について、支払いへ充てることができる。譲渡する際は、手形の裏面に譲渡する側と受け取る側の名義の記入と捺印が必要となる。割引については、手形割引による現金化を指す。基本的に受取手形は支払期日になるまで現金に換えることができないが、手数料を支払うことで銀行や業者に買い取ってもらうことができる。手形の額面より受け取る金額は減るが、支払期日より前に現金化することができる。

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