流通

 2019.04.26  クラウドERP実践ポータル

流通とは、商品が生産者から消費者まで渡る際の一連の流れのことを指す。具体的な大きな流れは「生産者・仲買業者・一時卸業者・二次卸業者・小売業者・消費者」となる。この流通の流れは、場合によって変動する。

例えば、店舗を構える小売業者が直接生産者から仕入れる場合、一次・二次卸業者が無いことがある。また、ネットが発達したことで、生産者が商品を直接消費者に届けるシステムも存在する。これらすべてをまとめて流通と呼ぶ。

流通は、商流と物流の二つに大別される。このうち、商流は商品の取引に関わる流れを指す。商品を購入する際は、お金を支払うという金銭の移動が発生するが、これが完了することによって商品の所有権が相手側に移る。この流れを商流という。

一方物流は、実際に物が動く取引のことを指す。商品を生産者から卸売業者に運ぶトラック、倉庫での保管、小売業者への配送、そして、販売され生産者の手に渡る。これが物流となる。また、ネット通販で商品を購入した場合は、直接宅配業者が商品を届けることがあるが、これも物流に相当する。

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