支払利息

 2019.05.22  クラウドERP実践ポータル

「支払利息(しはらいりそく)」とは、企業や店舗の取引において、銀行などの金融機関から融資を受けた借入金に対し、一定の利率で支払う利息のこと。

借入金とは別の科目として借方に仕分けられる。また、資金調達のために発行した社債権者への利息や、融資を受けたときの信用保証料についても、営業外費用として支払利息の勘定科目に計上できる。ただし、手形を割り引きした場合に差し引かれる満期日までの利息相当額に関しては、「手形売却損」の勘定で処理する。なお、固定資産の取得を目的とした借入の利息については、利用開始前の期間なら取得価額に算入し、利用開始後の期間なら費用として損金に算入するのが原則だが、法人税基本通達により取得価額に算入しないという選択もできる。

通常、利息の額は「利息額=元金額×金利(利率)×借入期間」の計算式で求められる。 利率には「日歩(ひぶ)」「月利(げつり)」「年利(ねんり)」があるが、銀行では基本的に年利が表示されているため、日歩や月利の場合は年利に換算する。

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