人事考課

 2019.05.08  クラウドERP実践ポータル

人事考課とは、社員の業務・能力・態度などを評価することを指す。評価の方法は会社によって異なり、図式評定尺度法や目標管理法、チェックリスト法などがある。それぞれ社員を評価する項目をグラフや目標、チェックリストにして事前に準備し、それを元に上司が部下を評価する。

人事考課は、社員の昇給や昇格、賞与の基準として利用されるため、半年~1年に1度実施される。その結果で社員の立場が変わることもあるため、人事考課には当然ながら正確性や客観性が求められる。どのような評価方法を利用する場合も、一目見て社員の誰もが納得する根拠が必要。正しい人事考課を行うことができれば、その結果として社員のモチベーションを上げたり、社員に危機感を持たせたりすることもできる。

しかし、各社員の業務は性質が異なり、評価する人物によっても左右されることから、人事考課の平均化や効率化は難しい。人事考課の時期には、その作業が従業員の負担となりやすい。
そのため近年では人事考課をシステム化し、より公平で分かりやすい評価を目指す企業も増えている。

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