サブスクリプションビジネスを実践している好事例のご紹介

 2020.12.18  クラウドERP編集部

サブスクリプションビジネスを始める際には、参考として、どのような好事例があるのかチェックしておきたいところです。現在、実際にサブスクリプションビジネスとして注目を集めているサービスには、ユーザーや企業にとってどのような利点があるのでしょうか。

今回は、サブスクリプションビジネスを実践している好事例を紹介したうえで、企業がサブスクを成功させるための秘訣について解説していきます。

サブスクリプションビジネスを実践している好事例のご紹介

サブスクリプションビジネスの主な好事例を紹介

サブスクリプションビジネスには、どのような好事例があるのでしょうか。さまざまなケースの特徴を整理して、自社のサブスクリプションサービスをスタートさせる際の参考にしていきましょう。

家電・家具:Dyson Technology+など

高価格になりやすい家具や家電も、利用しやすい価格でのサブスクリプションの提供はすでに始まっています。代表的な例としては、DysonのTechnology +などがあります。

DysonのTechnology +は、月額1,000円から利用できる家電のサブスクリプションサービスです。ユーザーはDysonが所有する最新家電の利用権を借りることで、利用することが可能です。

プランによって利用できる家電や利用期間が異なるほか、万が一破損や故障があった際には、あらかじめ加入できる保険でカバーできるという特徴があります。

家具や家電のサブスクリプションビジネスを利用するユーザー側のメリットは、高額で手が出しにくい高機能な家電を気軽な価格で試せるという点でしょう。企業はサブスクリプション利用者を通じてさまざまなデータを長期的に収集でき、売上アップや商品開発につなげることができます。

ちなみに家電・家具のサブスクリプションビジネスは、サブスクリプションなのかレンタルなのか、中には明確にわからないものもあるため注意が必要です。

コスメ:BLOOMBOXなど

BLOOMBOXなどをはじめとした、コスメのサブスクリプションビジネスも最近は注目を集めています。

ユーザーは自分自身の嗜好性や肌の悩みなどを登録しておくことで、有料のサンプリングサービスを定期的に利用することができます。美容に対して意識の高いユーザーの場合、自分の興味に合った化粧品サンプルが届けば、積極的に利用する人も少なくありません。それが実際の商品購入につながります。トライアル機会を大幅に設けることで、商品に興味を持つきっかけを増やし、購入に誘導することを目的としています。

ファッション:エアークローゼットなど

洋服のサブスクリプションビジネスも、以前から話題になっていたサービスの一つです。特にエアークローゼットなどが有名です。

プロのスタイリストやファッションのインフルエンサーが選んだ服が定期的に届き、ユーザーは長期的にレンタルで服を使用することができます。服だけでなく靴やアクセサリーなど利用できるアイテムは幅広く、洋服を定期的に新調しなくても最新のコーディネートが着られるという点が魅力となっています。

数千円ほどの低価格で人気ブランドの服が着られて、プロにコーディネートを考えてもらえるという便利さも人気を集めている理由です。

花:Bloomee LIFEなど

一見、サブスクリプションビジネスとはなじみがなさそうに思える「花」の分野にも、サブスクリプションビジネスは広がりつつあります。

Bloomee LIFEなどの花のサブスクリプションサービスは、毎月・隔週・毎日などの期間をユーザーに選んでもらい、その期間に応じて花を届けるサービスとなっています。最近は毎日一輪を受け取れるサービスも登場し注目を集めており、ユーザーに「花のある生活」を提案している点が特徴的です。

サブスクリプションを利用することにより、ユーザーはさまざまな花に触れる機会を持つことができます。わざわざ自分で花を選ばなくても嗜好性やプランに応じて花を受け取れるため、低価格で気軽に花のある生活を楽しめるのも魅力となっています。

ゲーム:SONY

SONYの「ハイブリッド型」のサブスクリプションビジネスも注目しておきたい好事例の一つです。

ゲームハードにあたるPS4やPS5を売り切りのかたちで販売したうえで、ソフトをサブスクリプション方式でユーザーに利用してもらうのが特徴となっています。ゲームハードがある前提でのソフトのサブスクリプションになるため、従来の売り切りビジネスとサブスクリプションビジネスを融合したモデルといえるでしょう。

月額850円という価格で、月ごとに更新されるゲームタイトルが遊び放題になるというプランが人気を呼んでいます。

オフィス機器:RICOH

サブスクリプションビジネスといえば、B2C向けビジネスのイメージが強いですが、近年ではB2B向けビジネスも話題になっています。

オフィス機器を取り扱うRICOHではB2B向けに機器のサブスクリプションビジネスを展開しています。買い替え不要で複合機などの機器を最新のものにアップデートすることが可能です。そのため、気軽に利用できるだけでなく、アップデートや買い替えの手間が省けるというメリットがあります。

機械製造:日本特殊陶業

機械製造を行う日本特殊陶業では、小型自動旋盤向けのツールホルダのサブスクリプションビジネスを行っていることで知られています。

プランに応じて選択できるホルダの種類は1,000以上に及びます。ユーザーは、自社の生産スケジュールに合わせてホルダの変更・交換を行うことができ、最短で翌営業日にはホルダが発送されてくるのも魅力的なポイントとなっています。

特に話題となっているのは、新品購入と比べて、最大で65%もの費用削減が見込める点です。ユーザーはコスト削減と少ない手間で最適なホルダを利用できるという、さまざまな恩恵を受けることができます。

サブスクリプションビジネス成功の秘訣とは

サブスクリプションビジネスを成功させるためには、以下の3つの秘訣に注目しておくことが大切です。

  • 安さだけにとどまらない価値の提供に需要がある
  • 顧客の固定化や主力商品の購入などにつなげる
  • 状況に応じて変化させられるブランの提供

サブスクリプションビジネスの魅力がただ安いことだけでは、ユーザーには早い段階で飽きられてしまいます。「ユーザーが自分の嗜好性に合わせて新たな商品を知ることができる」「ライフスタイルの向上につながる」など、サブスクリプションビジネスを利用することで得られる価値をプラスアルファとして提供できなければ、サービスとして長続きしないのは明らかです。長期にわたってサービスを提供していくためには、コンテンツの更新や追加を継続的に行っていく必要があります。

また、顧客を固定化することや主力商品購入に誘導することなども忘れてはいけないポイントです。サブスク利用をゴールにすると、サブスクしか利用されないという失敗を招く可能性があります。

加えて、プランにある程度バリエーションを持たせることも大切です。利用頻度や量によってプランを変化できれば幅広い層のユーザーの取り込みに成功できます。

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まとめ

サブスクリプションビジネスを新たに展開する際には、サブスクリプションビジネスの好事例を参考にしたうえで、失敗しないための秘訣やポイントをあらかじめ理解する必要があります。近年注目のビジネス形態として知られるサブスクリプションビジネスですが、失敗例も多くあるのは事実です。

失敗しないサブスクリプションビジネスの実現には、Oracle Subscription Managementが役立ちます。Subscription Managementでは、さまざまなサブスクプランの内容を提案し、顧客データを活用したうえでのサービス改善の意思決定につなげます。Oracleが提供するERPとのシステム連携が可能なため、業務効率化を図ったうえでのサブスクリプションビジネス実現を目指す際には、ぜひご検討ください。


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