為替差損益

 2019.05.21  クラウドERP実践ポータル

為替差損益とは、外国為替相場の変動により生じる損益のことで、損益計算書上は、営業外収益、営業外費用として計上される。

外貨での取引は、取引発生時点で外貨建て取引額と為替レートを用いて円換算する。この時点では取引発生時のレート(HR)を使って円換算を行う。決算時点で外貨建ての預金、売掛金、買掛金があれば、決算時レート(CR)を使って円換算する。この時、発生時レートと決算時レートに差額が生じるが、この差額が為替差損益となる。差額が利益の場合は為替差益、差額が損失の場合は為替差損が計上される。
例えば、売上・仕入と同時に売掛金・買掛金も取引時には発生時レートで仕訳される。後に、売掛金・買掛金が決済され、入金・支払いとなるが、その時の為替レートが取引発生時のレートと異なれば、その分が為替差損益として計上される。

<仕訳例>
■発生時
売上…1ドル(為替レート:1ドル=100円)
(借方)売掛金 100/(貸方)売上 100

■決済時
入金…1ドル(為替レート:1ドル=120円)
(借方)預金 120/(貸方)売掛金 100
 (貸方)為替差益 20

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