仮想化

 2019.05.09  クラウドERP実践ポータル

仮想化とは、物理的なサーバーを論理的に変更して運用することを指す。具体的には、1台のサーバーを複数のサーバーにしたり、複数のサーバーを1台のサーバーにしたりする。元々あるサーバーとは異なった性質のサーバーを仮想的に作るため「仮想化」と呼ぶ。

仮想化では、サーバー上にあるメモリや性質を論理的に変更するため、仮想化されたサーバーと元のサーバーではメモリ量や性質が異なるという特徴がある。そのため、物理的なサーバーの運用に関して問題がある場合に、仮想化を導入してメモリ量や性質を変更して解決をするといったものが主な使用方法。

仮想化には、さまざまメリットがある。例えば、1つの物理サーバーを複数に分けて使用できるため、設置スペースを活用できる。この際に、リソースが余っていれば有効的に活用ができる。一方、仮想化で分割をすると、元のサーバーよりも性能が下がったり効率が悪くなったりするといったデメリットもある。

このようなことから、仮想化を導入する際にはデメリットに留意して行う必要がある。

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