Oracle Fusion Cloud EPMを導入する理由とは? 導入企業の成功事例から探る

 2021.05.13  クラウドERP実践ポータル

Oracle EPM Cloudは企業の情報管理、情報共有などを効率化します。現状エクセルなどで情報を管理している企業が導入すれば、大幅な業務効率化を期待できるでしょう。では具体的にどのような情報を管理でき、どのようなメリットを得られるのか、詳しく解説していきます。

Oracle EPM Cloudを導入する理由とは? 導入企業の成功事例から探る

Oracle EPM Cloudとは

Oracle EPM Cloudとはどのようなものか、そもそもEPMとは何かについて解説します。

「EPM」とは何か

EPMは「Enterprise Performance Management(企業業績管理)」の略です。企業の業績全体を把握し管理することを指します。またその管理のためのツールもEPMと呼ばれます。単位としては部門ごとの業務プロセスを一つのEMPとして管理するケースが多いです。

部門ごとの業務プロセスを把握して細分化し、一つひとつを見直して改善していきます。日々行われることなので、細分化して見直すことで今後の業務が改善されます。その結果、業務効率化、業績アップにつながるのです。

オンプレミスEPMとクラウドEPM

EPMにはオンプレミスEPMとクラウドEPMがあります。まず自社でシステムを所有・運用するのがオンプレミスです。オンプレミスEPMにもエクセルなどによる人力管理からHyperionのようなソリューションまでが存在します。

現在はクラウドサービス(SaaS)の活用が急速に一般化しています。EPMに限った話ではありませんが、現状としてはほとんどの場合クラウドサービスを利用した方が効率的です。オンラインで自動的に情報を共有できるうえに、どの端末からでもアクセスできるので、業務効率化が加速します。

クラウドEPMの代表的存在Oracle EPM Cloud

クラウドEPMの中でも代表的なツールがOracle EPM Cloudです。Oracle EPM Cloudは会計業務や予算管理に必要なデータを収集し、簡単に管理できるツールです。データを入力して保管するだけでなく、分析する機能も備わっています。

分析結果は表やグラフで直観的にわかりやすく出てくるので、専門的な知識がなくても把握することが可能です。また世界的に有名なOracle社が提供しているという点でも安心感があります。

Oracle社は企業向けにソフトウェア開発やコンサルティングなどの事業を手掛けており、実績も知名度も偉大な企業です。Oracle社は以前から予算管理に最適なツールを提供していましたが、Oracle EPM Cloudによってそれをクラウド化しました。

つまり以前から実績や人気があったツールがクラウド化され改良されたことで、より業務効率化に最適なツールに生まれ変わったということです。

Oracle EPM Cloudを導入する理由

次に、数あるEPMの中からなぜOracle EPM Cloudを選ぶべきなのかについて解説します。

最小限の初期投資と運用コスト

Oracle EPM Cloudは最小限の初期投資で導入できます。なぜならクラウド(SaaS)であるため初期コストが最小限で済み、後から柔軟にスケールできるからです。クラウドEPMはオンライン上にあるサーバーにアクセスして利用するので、物理的な機器は必要ないのです。

Oracle EPM Cloudを導入している業界は幅広く、たとえばインテリア・雑貨専門店「Francfranc」を運営するFrancfranc社が導入しています。他にもイデア・コンサルティング社がOracle EPM Cloudを導入した結果、プロジェクト収益管理の高度化と作業工数の削減に成功しています。

イデア・コンサルティング社がOracle EPM Cloudを選択した理由は、アドオンやカスタマイズ不要で導入でき、バージョンアップなどでも費用が発生しないことです。無駄なコストや手間を排除した、利便性の高いツールと言えるでしょう。

当然セキュリティ強化にも力を入れており、随時バージョンアップされています。

煩雑な予算管理業務の合理化・効率化

今までエクセルなどで予算管理を行っていた企業にとって、Oracle EPM Cloudの導入は煩雑な業務からの解放につながります。大幅な作業時間と労力の削減になるでしょう。たとえば株式会社多慶屋はエクセル作業をOracle EPM Cloudに移行させることで予算管理にかかる時間を30%程度削減させています。

日機装株式会社はデータの一元管理が進んだことにより、社内での情報共有がスムーズになり、作業時間を30%程度短縮させました。

工具や建材などの商品を販売するECサイト運営を手掛ける株式会社MonotaROは、Oracle EPM Cloudによって分散していたデータの一元管理に成功しています。モノタロウのサービスは知名度が高いですが、Oracle EPM Cloudの導入前はエクセルで予算管理を行っていました。

株式会社MonotaROは子会社の増加など会社規模が拡大している最中なので、よりOracle EPM Cloudによる業務効率化のメリットが大きかったと言えます。グループ内の関連するデータを一元管理することで、担当者が随時情報を連携できるようにもなりました。

意思決定の迅速化と高度化

Oracle EPM Cloudを導入することで、膨大・煩雑すぎたデータが迅速に集計・把握でき意思決定が迅速化します。旅行会社の株式会社エイチ・アイ・エスでは迅速な経営判断と予算管理業務の効率化を目的にOracle EPM Cloudを導入しました。

その結果、業務時間を約60%削減させています。60%という数字は驚異的な業務改善効果と言えるでしょう。また統一された形式で迅速にデータを活用できることにより意思決定のレベルが向上します。

H2Oリテイリンググループのクレジットカード事業者である株式会社ペルソナはOracle EPM Cloudを導入し、経営状況をリアルアイムで把握できるように改善しました。その結果予実分析報告書の作成業務を1日から約10分へ短縮し、急拡大するカードブランドごとの収支情報の把握も実現させています。

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株式会社伊勢半様の導入事例

株式会社伊勢半はOracle EPM Cloudの導入で約 50 部門の業績データの集計と検証業務を効率化し、意思決定の質やスピードを向上しました。株式会社伊勢半でも導入前はエクセルシートと手作業によってデータを管理しており、集計に丸1日かかっていました。

Oracle EPM Cloudを導入することで自動的にデータが共有されるので、部門間での連携の手間も省けます。リアルタイムで各部門の状況を把握できるので、経営陣が迅速かつ正確に意思決定しやすいというメリットも得られました。

また株式会社伊勢半がOracle EPM Cloudを選択した理由として、リーズナブルな価格、短い導入期間、マイクロソフトオフィスとの互換性を上げています。マイクロソフトオフィスとの互換性があるので、エクセルでデータ管理していた企業にとってはより導入の利便性が高く、データの移行もスムーズに行えるでしょう。

一般的にツールを導入しても使いこなせず、かえって手間がかかる可能性もありますが、Oracle EPM Cloudに関してはエクセルしか利用したことがない担当者にとっても導入から使用まで容易に行えます。

まとめ

Oracle EPM Cloudは無数の有名企業の予算管理を大幅に向上させてきた実績があります。予算管理の入力が簡単になることはもちろん、部門間でリアルタイムに共有する、ミスなくより精度を上げる、といったことも実現しています。

結果的に予算管理にかかる時間が1日から10分に短縮されたなど、業務効率化に成功した企業も少なくありません。導入コストが低く導入後のサポートも充実しているので、早めに導入して業務効率化することをおすすめします。


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