クラウドコンピューティングのメリットとは?ERPもクラウドファーストが主流

 2019.01.07  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

クラウドコンピューティング(Cloud Computing)は、その言葉を耳にしない日はないほど我々の生活やビジネスに浸透しています。「クラウド」と言った方が分かりやすいという方も多いでしょう。

皆さんは、このクラウドについてどれくらいご存知でしょうか?どんな技術で支えられているのか、どんなサービスがあるのか、どんなメリットがあるのか、これを明確に説明できる人は案外少ないかもしれません。

今回は、クラウドコンピューティングの基礎とメリットについて解説します。

クラウドコンピューティングとは?

パソコン、スマートフォン、インターネットといったITは今や世界中で欠かせない存在です。インターネット上では膨大な情報が流通しており、さらに多種多様なサービスが提供されており、我々はその恩恵を大いに受けています。クラウドコンピューティングもまさにその1つです。

クラウドコンピューティングを端的に説明すると「インターネット上で提供されるサービスの総称」を意味します。この言葉が生まれたのは2006年、検索エンジンサービス大手のGoogleの当時CEO(最高経営責任者)であったエリック・シュミットその人が使用したことで一気に広まったとされています。

クラウドコンピューティングは大まかに分類するとIaaS、PaaS、SaaSという3つのサービスが存在します。

IaaS(Infrastructure as a Service)

企業がITシステムを構築するためにはサーバーを設置してネットワークを整備する必要がありますが、IaaSはこれをインターネット経由で提供するクラウドコンピューティングです。利用者はサーバーリソースを自由に組み合わせて、ITシステムに必要な環境をすぐに調達できます。

PaaS(Platform as a Service)

PaaSはIaaSの概念に加えて、OSやミドルウェアなどがすでにインストールされており、ITシステムを構築したりアプリケーションを開発するための環境がすでに整えられているクラウドコンピューティングです。突発的なアプリケーション開発でも、サービスを利用した分だけ料金を支払えばよいので、適正コストで利用することができます。

SaaS(Software as a Service)

SaaSはアプリケーションそのものをインターネット経由で提供するクラウドコンピューティングです。皆さんが普段利用するGmail等の無料メーサービスも、ファイルをインターネット上に保存するためのオンラインストレージもSaaSということになります。

この他にも、VDI(仮想デスクトップ環境)を提供するDaaS(Desktop as a Service)や、ITシステムはデータ分析に欠かせないデータベースを提供するDBaaS(DataBase as a Service)など派生したクラウドコンピューティングが存在します。

クラウドコンピューティングのメリットとは?

クラウドコンピューティングがここまで世間に浸透している理由は、今までに無かった革新的なメリットを持っているからです。それにより大企業も積極的にクラウドコンピューティングを検討する時代になりました。そのメリットとは果たして何でしょうか?

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1. 運用管理負担軽減でIT人材不足を解消

日本は今、慢性的なIT人材不足にあります。社会のIT化は今もなお進んでいるものの、それにIT人材の数が追い付いていないことから、多くの企業がIT人材不足で悩んでいます。これを解決するための一手になるのがクラウドコンピューティングです。

クラウドコンピューティングはインターネット経由で提供されるサービスという性質上、システムの運用管理はすべてベンダーが行います。そのためユーザーは運用管理に触れなくてもサービスは常に最新の状態を保ちますので、運用管理負担を大幅に軽減することができます。

システムの運用管理に割いていた時間を丸ごと効率化できるので、IT人材不足問題を解消できます。

2. 低いイニシャルコストで大規模ITを導入

従来のオンプレミス(社内サーバーを設置するタイプのシステム)では得られなかったメリットがクラウドコンピューティングにはあります。それは大規模なITシステムを導入する場合でも、低いイニシャルコストで導入できるという点です。

少し前まで、ERPは大企業が導入するものというイメージが先行していました。それは莫大な導入コストがかかったり、導入期間が長期化することから中小企業が導入するのは難しいと考えられていたからです。

しかしながら、クラウドコンピューティングが登場したことでその状況は一変しました。社内インフラを整える必要はないですし、ネットワークも不要なのでイニシャルコストを大幅に低減できます。

3. 外部からのアクセスを可能に

クラウドコンピューティングはインターネット経由のサービスなので、どこからでも、どのデバイスからでもインターネット経由で同じ環境にアクセスすることができるため、外部からのアクセスも簡単に行えます。昨今では働き方改革にも貢献できるモデルとしても注目を集めています。

4. 情報セキュリティを大幅に強化

「クラウドコンピューティング」を利用するとセキュリティ性が下がるのでは?という疑問は尽きません。確かに、インターネット経由でデータをやり取りしていますが、クラウドコンピューティングは往々にして堅牢なセキュリティが講じられているので、実は情報セキュリティを大幅に強化できるケースが少なくありません。

OracleやGoogle、Salesforce、Microsoftと言ったクラウド企業はセキュリティが生命線と言って良いほど重要な分野であり、当然のことながらデータやシステムを保護するために最近の技術を用いて多額の投資を行なっています。

この投資額は一般的な企業に比べるとはるかに高いことが容易に想像できるでしょう。そのため多くの企業にとってクラウドコンピューティングを利用することで大幅にセキュリティ性をアップできます。

以上のように、クラウドコンピューティングには様々なメリットがあり、従来のオンプレミスと比較して多数のメリットがあるため大企業も中小企業も、どんな企業もクラウドコンピューティングに注目しています。

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クラウドコンピューティングにデメリットはあるの?

メリットがあればデメリットもあります。クラウドコンピューティングもその例に漏れず、いくつか注意すべきデメリットがあります。

デメリットは、オンラインでないと使用できないことです。クラウドコンピューティングはインターネット経由で提供されるサービスなので、オンライン環境が無いと利用できません。万が一停電によってインターネット接続が切断されると、クラウドコンピューティングが利用できなくなります。

また、オンプレミスの場合には自社の責任のもと自由にシステムを構築したり改変したりできていましたがクラウドの場合には運営企業に全てが委ねられます。そのため自社のSLAに耐えうるものなのかを確認してからの契約が必要になります。

クラウドコンピューティングとしてのERPを選ぼう!

現在、実に様々なクラウドコンピューティングが提供されていますが、ここでおすすめしたいのはクラウドERPです。

ERPというと数十年前に流行し大企業のためのものと考える方も多いかもしれませんが、クラウドERPの台頭により中堅・中小企業もしくはスタートアップ企業においても利用可能なほどの価格帯にまで下がってきております。

むしろ中堅・中小企業やスタートアップ企業の方が全体最適化を行いたいケース、高度なIT人材を採用できないケースが想定されるため最適なソリューションなのかもしれません。

ERP(Enterprise Resource Planning)は社内の各業務システムを統合的に管理するITシステムであり、ERPを導入することで様々なメリットが得られます。代表的なメリットが「全体最適化」です。部門ごとに最適化されるのではなく、すべての部門が同じように業務ができるよう最適化が進みます。

皆さんも、ERPをご検討の際はぜひご検討ください。

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