ERP製品を徹底比較

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 2018.04.23  クラウドERP編集部

現在日本で20以上のERPベンダーが製品を提供しており、企業にとっては選択肢が多い分、最適なERP製品を選ぶのが難しいとも言えるでしょう。2015年のERP調査レポートでは93%の企業が使用目的に応じてERPをカスタマイズしているといいます。 

ERPにおいてカスタマイズを極力避けることは成功への要素の一つです。カスタマイズ要件が肥大化すると、保守費用の増大やバージョンロックなどの危険性があり、バージョンアップの都度莫大な投資が必要になり、結果としてERPが「塩漬け状態」になるケースも少なくありません。これでは企業の将来的なニーズ拡大に対応できず、同時にセキュリティ的にも問題が発生しやすくなります。 

従って、ERP導入の際はリストアップした各製品について将来的な要件も考慮しながら理解をし、自社のニーズに応じて最適な製品を選ぶことがとても重要です。そこで今回は、主要のERP製品13個を一覧でご紹介します。各製品の説明も添えているので、ERP検討時の参考にしていただければ幸いです。

ERP製品一覧

ERP freee

クラウド型の会計ソフトを展開するfreeeが提供するクラウドERPです。会計管理と人事管理を中心として機能を提供し、30~600名程度の組織規模を対象としています。本格的なERPの基本である顧客管理や生産管理といった機能はありませんが、低コストで一部統合された環境を手にできるという特徴があります。ERP freeeを本格的なERPとして機能させるにはSalesforceとの連携が必要です。

https://www.freee.co.jp/cloud-erp/ 

GLOVIA iZ

富士通が提供する大企業向けのERP製品です。2016年9月に提供開始された比較的新しい製品で、メールと統合できるコミュニケーション機能を搭載しているのが特徴です。経営、会計、人事給与、販売、貿易、生産の6つの業務をカバーしています。 

http://www.fujitsu.com/jp/group/fjm/services/application-services/enterprise-applications/glovia/glovia-iz/

GRANDIT

コンソーシアム(共同事業体)という形態でサービスを提供するクラウドERPです。そのため複数のシステム会社のノウハウを蓄積した製品となっており、日本企業の商習慣に合わせた機能が備わっています。販売、調達在庫、製造、経理、資産、経費、債権、債務、人事、給与という10個のモジュールから構成されています。 

https://www.grandit.jp/

Infor SyteLine

高度な機能を柔軟にカスタマイズできる特徴を持つERP製品です。日本国内での導入事例はまだ少ないものの、世界では高いシェアを持っています。高度なカスタマイズ機能によって開発機構やメーカー企業に導入されることが多い製品です。 

http://www.infor.jp/product_summary/erp/sl

Microsoft Dynamics 365

Microsoftが提供するクラウドERPです。Microsoft特有の親しみやすいユーザーインタフェースが特徴です。また、Office 365との連携も可能なのでMicrosoft製品で揃えているユーザーにおすすめです。 

https://dynamics.microsoft.com/ja-jp/ 

Microsoft Dynamics NAV

Microsoftが提供する中小企業向けのERPパッケージです。ERPとして基本的な機能を提供しつつ、Microsoftならではのインターフェースで使いやすさが特徴です。 

https://www.microsoft.com/ja-jp/dynamics365/nav-overview 

NetSuite

NetSuiteは世界4万社で利用されている世界No.1のクラウドERPです。米国調査会社のガートナーはNetSuiteを3年連続成長率No.1ベンダーとして紹介しています。

参考:NetSuite、ガートナー社の調査で、上位10社の財務会計システムにおいて世界で最も速く成長している企業に選出 

幅広い業種に合わせたソリューションを提供しており、独自の開発プラットフォームで柔軟なカスタマイズが可能です。 

NetSuite One World

NetSuiteが提供するグローバル統合ソリューションです。190以上の通貨と20言語をサポートしており、50ヵ国の税務に対応したレポート機能を標準で備えています。グローバル展開で難しい海外拠点とのリアルタイムな情報共有を支援します。 

OBIC7

株式会社オービックが提供するERPパッケージです。6つのモジュールを提供しており、単体で導入することも連携させることも可能です。クラウドとしての導入も可能なので独自のERP環境を独自に構築できます。 

http://www.obic.co.jp/erp_solution/

Oracle ERP Cloud

世界のデータベーストップベンダーが提供するERPです。細かいモジュールの構成によってOBIC7以上に細部までこだわった構築ができます。ただし、モジュールが細かいことでライセンス形態が複雑になるという難点もあります。

https://www.oracle.com/jp/applications/erp/index.html 

SAP Business One

大手ERPベンダーのSAPが提供する中小企業向けのERPパッケージです。財務管理と会計管理、顧客関係管理、倉庫管理と生産管理、購買と調達、レポートと分析、統合ソリューションを提供しています。 

https://www.sap.com/japan/products/business-one.html 

SAP S4/HANA

インメモリーコンピューティング専用製品のSAP HANAをベースに提供しているERP製品です。大企業向けの製品であり、大量のデータを高速に処理したい企業におすすめです。

https://www.sap.com/japan/products/s4hana-erp.html

Workday

日本での導入事例は少ないものの世界では高いシェアを持つERPです。人材マネジメントを中心として機能を提供しており、人材活用に最適な製品です。国内でも大企業を中心に徐々に導入事例が増えています。 

https://www.workday.com/ja-jp/applications/large-enterprise-applications.html 

最適なERP製品を選ぶ

今回紹介したERPの13製品はあくまで概要のみを説明しているので、各製品の詳細については製品ホームページを確認したり、デモを使用することでより深く理解していただきたいと思います。いずれの製品も特長が異なるので、自社環境にマッチしたERP製品を選ぶためにも、自社要件と製品の特徴を照らし合わせつつ最適な製品をご選択ください。

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