製造業、流通小売業、サービス業、業種別クラウドERPのメリットとは?

 2016.04.13  クラウドERP編集部

グローバル標準のクラウドERP

今や「どんなものか知らない」とは言いづらくなっているほどビジネスシーンで浸透しているERP。しかし、国内で普及し始めた当初は、システムそのものが高価だったこともあり、製造業や流通業をはじめとした大企業向けのものが中心だったことから、「ERPといえば大規模な製造業向けのソリューションである」と考える中小企業の経営者は少なくないようです。

そこで今回は、ERPの本質と、業種別導入の利点をご紹介します。実際にERP導入で自社の業務がどう変わるのか、具体的なシチュエーションを知ることで、企業経営のスピード化とグローバル化の促進を促すERPの活用をぜひご検討ください。

ERP」導入でなにが変わる? ERPの本質を知っておこう

ERPとは、そもそもEnterprise Resource Planningの頭文字をとったもので、直訳すると企業資源計画のことを指します。つまり、企業が所有しているさまざまな資源を総合的に管理することで、業務の効率化や経営を最適化することで経営の健全化を目指す手法こそが「ERP」なのです。

現在では主に、手法そのものよりも、流通・製造・会計・人事など、別々のソリューションで管理・運用していた業務を一元化し、素早い経営判断を可能にしたパッケージアプリケーションを指すケースが多くなっています。実際に、バラバラに管理していた資源を統合するには、パッケージアプリケーションを活用しなければ実現が難しいという現状があるためです。

しかし国内でERPソリューションが登場した当初は、オンプレミス版しかなく、とても高価なものでした。そのため、大企業でなければ導入が難しく、製造業・流通業向けを謳うソリューションが多かったという現状があります。そのためか、未だにサービス業やその他の三次産業分野にはフィットしないと考える経営者は少なくないようです。

ERPの力が発揮できる産業分野は、製造流通だけではありません。なぜなら、ERPが総合的に管理できる『さまざまな資源』には、製造や物流を含めた、人材、在庫、販売、調達、設備、資金、情報までを含有しているためです。そして、少数精鋭で対応する小規模事業者にフィットするクラウドERPの登場により、コストを抑えて必要な機能を必要なだけ導入することが可能となりました。

では、具体的に業界ごとにおけるERP導入メリットを見てみましょう。

製造業におけるERP導入メリット

製造業のERP導入メリットはすでに語りつくされているかもしれません。

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しかし、オンプレミス型で導入されているケースが多く、ビジネスの進化に伴いかゆい所に手が届かなかったり、法対応やグローバル化の素早い対応が難しくなったりするケースもあり、ソリューションや提供企業の選定が重要なカギを握っていることは確かです。

製造業の場合は、ERPを導入することで作業指示や組み立て、補充などを含めた、生産とビジネスプロセスの統合を実現した、統合ビジネス管理を包括的に対応できるようになります。さらにクラウドで提供されるSaaS型ERPであれば、グローバル化や法改正時などの対応が素早く行えるようになることも大きなメリットとなるでしょう。

流通業・卸・小売業におけるERP導入メリット

これからの流通・卸・小売業は、いつでもどこからでもオーダーを受け付けられる態勢を整えておかなければなりません。さらに、最も素早くビジネスの進化に対応しなければ生き残りが難しい業界でもあるでしょう。またB2C、B2Bといずれの顧客であろうと、スムーズな対応ができる必要性に迫られています。

ERPはこのような業務においても、財務管理や営業、サービスなど、部門を問わずさまざまな業務上で発生するプロセスを包括するため、二重入力の手間を削減。リアルタイムに事業状況を視覚化が行えます。

さらにネットワーク上で使用できるクラウドERPであれば、サービスリソースプランニング(SRP)や、CRM顧客管理システム)機能、Eコマース機能など、業務状況にフィットしたさまざまな機能が容易に追加できます。360度見渡せる統一した数字の管理が行うことで、ビジネスをより加速させることが可能です。

サービス業・IT情報サービス業界におけるERP導入メリット

在庫を持たない、サービス業・情報サービス業界においても、ERPは有効です。

これらの業界における最大の課題は、変化への応用力でしょう。ERPを導入して活用することで、適切なスキルを有するメンバーを必要なプロジェクトに配置することや、プロジェクト原価や収支などをリアルタイムで把握することも可能となるため、リソースの最適化を図ることができます。

クラウドで提供されるSaaS型のERPを採用することで、オムにチャネル対応や法改正対応、グローバル対応もよりスムーズに行えるようになることも大きなメリットです。

SRP機能も搭載すれば、フロントオフィスの事業運営との統合化によって迅速な決算処理も可能となります。詳細なプロジェクト報告書の制作からなどバックオフィス業務までもがシームレスとなるため、業務の効率化を実現できます。さらには人的コストも含めたプロジェクト管理なども可能です。リソースを最適化し、収益を最大化するための情報収集が容易になるのです。

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メディア・出版業界におけるERP導入メリット

『情報』や『書籍』などの製品だけでなく『人』が最大の財産となりうる、メディア・出版業界においても、ERPによる管理が役立ちます。

クラウドERPとSRPとを組み合わせることで、リアルタイムのプロジェクト予定表に基づいた、人材管理が可能となります。これまで可視化しづらかった時間と経費の自動管理から、人材配置の最適化、進捗の管理も実現します。

さらに物販においても、合理化されたオペレーションによって、人材の管理や購読者の拡大・広告の効果計測など、幅広いシーンにおけるライフサイクル管理が可能です。利益を確保しながら期日までにプロジェクトをゴールさせ、読者や顧客に満足していただくというミッションを、素早くリアルタイムに可視化します。収益性の向上やクライアント満足度の改善など、幅広いシーンで活用いただけます。

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まとめ

業界ごとに商習慣や必要な機能は異なります。そのため、フィットするERPをセレクトすることがまずは重要となります。

ソリューションの選定さえ誤らなければ、どの業界であってもERPは有効です。分断されがちな業務プロセスを統合して一元化を行い、リアルタイムで業務全般の可視化を行えるようになるだけでなく、グローバル化の促進まで図ることができるようになるのです。

さらには、柔軟なクラウドERPを選択することで、業務内容に適した機能も容易に追加できるようになります。また、いつどこにいても社員が業務システムを使用できるようになるため、BCP対策やワークスタイル変革も可能です。

クラウドで提供されるSaaS型ERPによる総合的な管理によって、事業の成長やコスト削減などにおいて、高い効果を得ることができます。

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