スマートフォンでもできる?在庫管理アプリ7選を比較

 2016.10.06  クラウドERP編集部

新入社員、新規配属の方必見!ERP入門特集

皆さんはスマートフォン(及びタブレット)で利用できる在庫管理アプリが“意外と多い”ということをご存知ですか?

在庫置き場や倉庫がオフィスから離れている環境も多く、どのようにして在庫管理業務を簡素化すればいいかと悩んでいるのではないかと思います。そんな時、スマートフォンで在庫管理ができればとっても便利ではありませんか?

気軽に持ち運べて簡単に操作できる。そんな在庫管理アプリがあれば多くの問題を解決できることでしょう。今回比較するのは在庫管理アプリ7選。使えるものだけを厳選してみたので是非参考にしてください。

在庫管理に特化しただけのものではなく、他の業務システムの連携も考えるとやはりきちんとしたERPシステムを利用したほうが良いです。「NetSuite(ネットスイート)」ならば、在庫管理をはじめとした業務システムを一気通貫に連携し、スマートフォンにも対応しています。クラウドでシステムを導入できるスモールスタートなメリットもあります。ぜひ合わせてご検討ください。

スマートフォンで使える在庫管理アプリ7選

スマート在庫管理

≪3つのおすすめポイント≫

  1. Windows、Mac、iOS、Androidすべてに対応
  2. 有料でも350円/月額と低コスト
  3. データはクラウド環境に保管される

いきなりPCでも利用できる在庫管理アプリの紹介ですが、主な活用はやはりスマートフォンになることが多いでしょう。スマート在庫管理ならQRコードを作成できる上に手持ちのデバイスがそのままスキャナーになるので、スマートフォン一つで在庫管理業務を完結させることができます。

有料プランは350円/低コスト(Webアプリから申し込んだ場合)ですので経済的にも優しいアプリですね。

クラウド環境に保管されたデータは256bitのSSL暗号化で守られているので、セキュリティ上も安心して利用できます。

対応OS:Windows、Mac、iOS、Android

StockScan(ストックスキャン)

≪3つのおすすめポイント≫

  1. ユビレジと連携した在庫管理をもっと簡単に
  2. 発注アラート機能で在庫切れを防ぐ
  3. 原価や粗利などのコスト管理もできる

料金は3,500円/月額と少々高価ですが、機能面で見れば今回紹介する在庫管理アプリの中ではピカイチではないでしょうか。iPadをPOSレジに変えてしまうクラウドサービス「ユビレジ」と連携することで、販売商品をそのまま出庫データとして反映させることができます。

ユビレジを既に導入している小売店では最も導入して欲しい在庫管理アプリです。

日々の在庫データから自動で発注点を算出する発注アラート機能やコスト管理などは他にない機能ですので、簡単にかつ本格的に在庫管理がしたいという現場におすすめできます。

対応OS:iOS

バーコードスキャナーと在庫管理

≪3つのおすすめポイント≫

  1. 複数通貨をサポートしているので越境ECに使える
  2. iCloudと連携したデータ管理
  3. オフラインでも利用できるのでネット環境のない倉庫でもOK

こちらは海外製の在庫管理アプリですが日本語対応しているので安心して利用できます。複数通貨をサポートしている点は、海外を相手に越境ECを展開している企業では重宝するのではないでしょうか。

NETSUITE アドバンスト在庫管理
商品別在庫管理テンプレート(Excel形式)

1,200円の課金で機能制限が解除されるのでコスト的にも優しい在庫管理アプリですね。

倉庫ではネット接続できないというケースも多いと思うのですが、オフライン下でも利用できるので接続時にデータをまとめてアップすることが可能です。iCloudeと連携しているのでデータを手元におけるという点で安心して利用できるでしょう。

対応OS:iOS

ハンディラック

≪3つのおすすめポイント≫

  1. 猫でも操作できる超簡単設計
  2. バーコード検索もあり意外と高機能
  3. ちょこっと管理したいという環境に 

猫でも操作できるというのは言い過ぎですが、ハンディラックは在庫管理初心者でも簡単に操作できるよう設計されています。商品管理画面も画像一覧が基本でまるでラック(棚)管理しているようなインターフェース。

しかしバーコード検索などの高機能さも兼ね備えているのでまさに初心者向け在庫管理アプリと言えますね。

大規模な在庫管理には向いていませんが商品数が増えてきたからちょこっと管理したいという環境にはおすすめです。アプリ料金も480円と良心的。

対応OS:iOS

i在庫管理

≪3つのおすすめポイント≫

  1. かなり本格的な在庫管理ができる
  2. 小規模環境ならこれ一つで十分
  3. グラム単位で管理もできるので食品会社にも適応 

在庫管理アプリとしてはかなり高機能で、一般的な在庫管理ソフトにも引けを取らないほどです。従って小規模環境ならi在庫管理ですべて完結してしまうほど。

基本的な機能を押さえつつグラム単位での在庫管理もできてしまうので、食品会社でも利用できる唯一の在庫管理アプリかもしれません。

アプリ料金は840円。一つ難点を挙げればデータをローカルにしか保存できないところでしょう。

対応OS:iOS

ナノ倉庫 - 在庫及び販売の管理

≪3つのおすすめポイント≫

  1. 売上、利益レポート機能付き
  2. 受取勘定や支払い債務管理もできる
  3. iCloud上にデータをコピーできる 

こちらはアプリ料金340円と低価格ながら基本的な在庫管理機能はすべて押さえ、かつ売上・利益レポート機能や受取勘定・支払い債務管理まで出来てしまう優れものアプリ。インターフェースも至ってシンプルなので使いやすさの面でも問題ないでしょう。

また、データの保管はローカルだけでなくiCloud上にコピーできるので、比較的簡単にデータの共有が可能です。

対応OS:iOS

在庫管理Pro

≪3つのおすすめポイント≫

  1. タグ付け機能で検索がスピーディ
  2. 複製機能で姉妹品をカンタン登録
  3. Googleドライブ上にデータ保存可能 

ここまでiOS対応の在庫管理アプリ中心となりましたが、在庫管理ProはAndroidで利用できるのでご安心は。タグ付け機能や複製機能などは他のアプリにはないものなのでよりスピーディに、そしてカンタンに在庫管理を行うことができます。

また、Googleドライブ上にデータを保存できるのバックアップ対策もばっちりです。

小売店などで在庫管理を簡素化したいという環境におすすめ。

対応OS:Android

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在庫管理アプリの注意点

在庫管理アプリを導入する上で一つ注意点をあげるとすれば、中~大規模の在庫管理には適さないということ。あくまで小規模なECや小売店などで活躍するツールですので本格的なシステム導入が必要な環境では在庫管理業務を妨げてしまう恐れがあります。

ただ、中~大規模な在庫管理でもスマートフォンアプリのように気軽に管理する方法はあります。それはクラウド在庫管理やクラウドERPといったシステムを導入することです。

クラウド在庫管理とはインターネット経由で提供されるシステムで、従来のシステム構築のような面倒さはありません。契約すればその日からPCでアクセスしてシステムを利用することができます。

そしてクラウドERPとはクラウド在庫管理を企業システム全体に適用したようなシステムであり、在庫管理だけでなく会計管理や顧客管理などあらゆるシステムをクラウド環境で構築することができます。各システムで強力な連携の取れた環境を整えることができるので、成長企業としての基盤を迅速に導入することができます。

[SMART_CONTENT]

まとめ

いかがでしょうか?今回紹介した在庫管理アプリの中に利用してみたいと思った製品が見つかったのであれば幸いです。現在はスマートフォンを当たり前のようにビジネスで活用する時代ですので、皆さんも在庫管理アプリで快適な管理環境を整えてみてください。

なお、クラウドERPではシステムのカスタマイズによりスマートフォンを在庫管理業務に取り入れることも可能ですので、その点にも注目していただければと思います。

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NetSuite 在庫管理

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