レジスター、POS、タブレットPOSの比較

 2017.03.13  クラウドERP編集部

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小売店や飲食店、美容室など様々なシーンで利用されているレジですが、その種類は多岐に渡ります。

据え置き型のPOS(ターミナル型)レジ、汎用PCを利用したパソコン型レジ、専用機として小型軽量化されたハンディターミナル型レジ、スマートデバイスを利用したタブレット型レジ、そして(POSシステムのない)レジスターなど実に様々です。

これらのレジを導入する上で、自店舗ではどのタイプを選ぶことが最適なのか把握できているでしょうか?レジは利用するシーンや環境によって、最適なタイプが異なります。従って、それぞれの特徴を把握し、自店舗に最適なレジを選択することが失敗のないレジ導入の第一歩です。

今回は、特に導入されることの多いPOSレジ、タブレットPOS、そしてレジスターの特徴などについてまとめていきます。

POS(ターミナル型)レジの特徴とメリットデメリット

POSレジはスーパーやコンビニなどで見かけることの多いレジであり、POSシステムが導入されていることにより様々な機能を使用することができます。

一般的な機能としては、売上集計や会計システムとの連携を行う売上管理、在庫管理や商品発注などを行う商品管理、売上データや在庫データをもとに分析を行う売上分析などがあります。

メリット

POSレジを導入する最大のメリットは高度な機能を多数搭載していることで、様々な業務効率化効果があったり、分析したデータをマーケティングに活かせるということです。

前述した一般的な機能以外にも、顧客管理機能、予約管理機能、勤怠管理機能など、製品によって様々な機能が提供されています。

それまで複数のシステムを導入したり、Excelによって管理していた環境では、上記のような機能をPOSレジ一つに集約することで大幅な業務効率化が見込めます。

また、データ活用が事業成長のカギを握ると言われている時代において、POSレジでデータ分析まで行えてしまうのは大きなアドバンテージでしょう。

デメリット

デメリットとしてはPOSレジ一台あたりの導入コストが大きいということです。

専用機の導入になるので、製品価格だけで一台数十万円になり、トータルの導入コストは百万円を超えます。また、メンテナンスを依頼したり定期的に入れ替える必要性もあるので、運用コストまで考えると導入を躊躇してしまうケースも多いでしょう。

タブレットPOSの特徴とメリットデメリット

まずタブレットPOSの導入方法には二つの種類があります。

一つはPOSシステムを提供するソフトウェアをインストールし利用する方法。そしてもう一つは、タブレット向けのPOSシステムを提供するクラウドサービスを利用するという方法です。

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基本的な機能として大きな差はありませんが、クラウドサービスですと常時インターネットに接続されているため、遠隔地からもリアルタイムに売上状況を確認できたり、クラウド上に保管されている売上データを分析できるといった違いがあります。

メリット

タブレットPOSを利用するメリットとして、低コストでの導入をまず思い浮かべる方が多いかと思います。しかし、それよりも大きなメリットはタブレットPOSを持ち運びながら接客ができるという点ではないでしょうか。

専用機を利用するPOSレジでも、機能にこだわらなければ低コストで導入することは可能です。しかし、タブレットPOSのように持ち運びながら接客することはできません。

また、省スペースなので同一店舗に複数台タブレットPOSがあっても邪魔にならず、会計待ちを減少させて顧客満足度を高めることも可能です。

インターネットで商品情報を確認しながら接客できるのも、大きなメリットの一つでしょう。

デメリット

POSレジと比較した際のデメリットとしては、分析機能が不足していることが多いということでしょう。高度な分析機能を備えているタブレットPOSは限られているため、導入する製品によっては十分なデータ分析が行えない可能性があります。

また、クラウドサービスを利用する場合は月額料金が発生するので、導入数や利用する製品によってはコストが肥大化する可能性があり注意が必要です。

POSシステムのないレジスターの特徴とメリットデメリット

レジスターは言わばPOSシステムのないレジであり、レシート印刷機能やキャッシュドロアなど必要最低限な機能を備えています。

メリット

メリットはやはり低コストな導入です。安いものでは1万円程度で導入でき、メンテナンスや月額利用料も発生しません。データを格納するわけでもないので、万が一故障をしても買い替えで済むという安心感もあります。

従って売上集計やデータ分析機能などを必要としていない場合は、導入メリットが高いと言えます。

デメリット

一方デメリットは、やはり必要最低限の機能しか備えていない点です。

売上管理、商品管理、データ分析、店舗管理などを行いたい企業では圧倒的に機能不足なので、レジスターの導入は割けるべきでしょう。

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高度な分析が可能なPOSレジか?小回りの利くタブレットPOSか?

ある程度規模の大きな店舗、あるいは数店舗~数十店舗を経営していることを前提にしたとき、POSレジとタブレットレジのどちらを選べばいいのでしょうか?

利用目的を明確にする

まず大切なのは、利用目的を明確にすることです。一口にレジを導入すると言っても、企業によってその利用目的は多種多様に存在します。

例えば高度なデータ分析機能や売上管理などで、マーケティングから業務効率化を徹底したい。あるいは持ち歩けるレジで商品情報を確認しながら接客がしたいなど、レジを導入するニーズは様々でしょう。

この利用目的を明確にするだけで、導入すべきレジを大方絞ることが可能です。

導入コストを明確にする

次に導入コストですが、例えばできるだけ低コストかつ高機能なレジを導入したいと考えたとき、安価なPOSレジを選ぶよりもタブレットPOSを導入した方が良いケースが多々あります。

良くも悪くも製品の性能は価格に比例しているものなので、安価なPOSレジでは十分な機能を備えていない可能性があるのです(その機能で十分と判断した場合は別です)。

近年ではタブレットPOSも高機能化しており、基本的なPOSレジよりもユーザビリティの高い製品は多数リリースされています。

周辺システムとの連携を確認する

最後に周辺システムとの連携確認です。レジに登録されて売上データや商品データなどは、その他の基幹システムと連携することでさらに高い利便性を発揮します。

例えば日々生成される膨大な売上データを、ERPシステムと連携して各システムで活用することができれば、店舗業務だけでなく組織としての業務効率化を促進することも可能です。

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まとめ

近年では、タブレットPOSとERPシステムを連携することで、オムニチャネル化など新たなサービスを提供する企業が増加しています。店舗で使用するレジもタブレット化が進むなど、新たなトレンドが浸透しつつあるのも明白な事実です。

こうした中、皆さんの店舗ではどのようなレジを導入しようとお考えでしょうか?

繰り返しますが、大切なのは自店舗あるいは自社に最適なレジを導入することです。そのためには利用目的の明確化から始め、広い視点で各レジを比較しつつ最適なものを選定していただければと思います。

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